またこういうことを無責任に呟く人がいる。
山本太郎＝東京8区 玉突きで 吉田晴美＝東京15区
— カタコトぶうぶ🍥 (@yoyaMACD) 2021年10月8日
（知らないけど、東京新聞を前提にしたらこういう感じになりやすいよね）
東京15区の住民としては不愉快千万なツイートだ。
この間も、立民は東京15区に柿沢未途に対する刺客を立てて、候補者には比例で優先するくらいの優遇措置をとれと呟いていた人がいたが、何言ってるんだと頭に来る。
私はこの区に来て以来ずっと、東祥三（元公明・小沢系）だの柿沢未途（みんな系・都議時代に酒気帯び運転で自損事故を起こし、それがバレないように雪を食べた人）だのといった、民主・民進系の右翼 and/or 新自由主義政治家たちに強い不信感を持っていた。
だから彼らを排出した責任を取って、今回の衆院選で民主系は一回休みにして「野党共闘」は共産党の小堤東候補に一本化すべきだとずっと思っていた。もちろん今もそう思っている。柿沢が馬脚を現した今こそ、これを奇貨として東京15区の「野党共闘」は共産党に一本化するのが一番良いじゃないか。私は共産党の民主集中制には大反対だから決して同党の支持者ではないが、それにもかかわらずそう思う。
だから立民が東京15区に柿沢への刺客を立てて候補者を比例で優遇せよとか、吉田晴美を東京15区に玉突きにしたらどうかなんて話は、冗談でも言ってもらいたくない。ことに江東区と杉並区には、1950〜70年代の「東京ゴミ戦争」で浅からぬ因縁がある。吉田晴美を東京15区になんて、まるで吉田候補予定者をゴミ扱いしてるみたいに思える。ゴミが言いすぎにしても、東京8区の辻村候補予定者を北陸信越比例ブロックに飛ばした某組と全く同じで、候補者を将棋かチェスの駒扱いしているとは間違いなくいえるだろう。吉田氏に対しても大いに失礼な話だし、仮にこの冗談が実現したところで吉田氏が東京15区で当選する可能性など全くない。当選確率0パーセントだ。
そもそも立民シンパの人たちは、自分たちが支持する候補が下ろされることにはかくも神経質なのに（もちろんその気持ちはよくわかるけれども）、他党の候補予定者が決まっているところに選挙直前に落下傘候補を送り込むことは何とも思わないのかと、その無神経さがこちらの神経を大いに逆立ててくれる。極端に言えば山本太郎と五十歩百歩だとすら思う。
東京15区の住民としては滅茶苦茶に不愉快だ。
