kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

プロ野球セントラルリーグ、東京ヤクルトスワローズが6年ぶりに優勝

 今日(10/26)は仕事が押していたし、プロ野球の途中経過は見るのも怖かったし、何よりタイガースがドラゴンズに負けるとは全く考えていなかったので、先ほど優勝を知ってびっくりしたのだった。もちろん予定稿も用意していなかった。今日の戦前は、マジック2のままが45%、マジック1が45%、優勝決定が10%くらいの確率だろうという予想をしていて、せめてマジック1になってくれと願っていたのだった。それがリーグ優勝。えっ、先週あれほど苦しんだのに、こんなにあっさり決まるのかと拍子抜けした。先週火曜日から土曜日までの4試合で33失点もしたが、その中に1試合だけライバル阪神を相手に0対0で引き分けた試合が含まれていたことがものを言った。優勝を決めた今日の試合で救援して勝利投手になった高橋奎二がその試合の先発だった。シーズンの勝利数は4勝だけだが、大きな仕事をした。奥川恭伸ともども来期以降に期待が持てる。しかしタイガースとの差は本当に紙一重だった。

 タイガースは今日のドラゴンズ戦でエラーで先制点を与え、焦った矢野監督が先発の青柳晃洋投手に2回裏に代打を出したのが失敗だったように思う。中継ぎ投手が中盤に失点したからだ。時々刻々情報が入ったであろう横浜スタジアムの途中経過も重圧になっただろう。一昨日の日曜日には、デーゲームでタイガースが勝ったことがスワローズ先発の原樹理にプレッシャーを与え、腹は1回表は一死後に連続四球を出した。あそこで読売の4番・岡本に先制3ランでも浴びていたら、今日の試合で逆のことをやった可能性がある。タイガースの守備陣とスワローズの救援陣。ともに大きな弱点を抱えるチーム同士の争いだったが、スワローズに運があった。「勝ちに不思議の勝ちあり」というやつだ。直接対決の対戦成績はタイガースが4つ勝ち越しているから、再び両球団が相まみえるであろうクライマックスシリーズ*1がどうなるかはわからない。

 でも今季に限っては、クライマックスシリーズやそれに運良く勝ち上がった場合の日本シリーズよりも、とにかくレギュラーシーズンをしっかり勝ち切ってほしいと思っていたから、これ以上の結果はない。このあとのポストシーズンは、常敗球団のファンとしては「負けてもともと、勝てば儲けもの」で気楽に楽しみたいと思う。選手や監督はそんなわけにいくはずもないが。もちろん日本シリーズに出るのがスワローズでなくてタイガースであってもしっかりテレビ観戦したい。

 もっとも、間違ってあそこが出てくるようなら日本シリーズを見る気が失せることはいうまでもない。

*1:某負け越し球団がファーストステージを勝ち上がることなどあってはならない。