kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

菅直人の発信を「不適切」とコメントした立民幹部は極右・馬淵澄夫だった(呆)

 私はTwitterには登録していないが、これまでは未登録者であっても、同一アカウントのツイートをずっと閲覧することができた。また、Twitterをやっている人が書いたところによると、ブロックされていてもログアウトすればブロックした人間のツイートを見ることができたという(未登録者が閲覧できるのだから当然のことだ)。

 しかし、昨日(1/28)のある時点から、ログインしていないと一定時間(それもほんの短い時間)が経つと閲覧できなくなるという制限がかかるようになった。だからといってTwitterに登録する気など全く起きない。ツイッター社がこの措置を続けるなら、かつて有料メルマガに移行したブログがシュリンクしていったのと同じ末路をたどるだけだろう。こちらとしてはTwitterから自然と足が遠のくだけのことだ。現在のTwitterは明らかに益より害の方が大きいから(ことに極右に対して極端に甘いツイッター社の日本法人は実にひどい)、あんなものは廃れてくれた方が世のため人のためでもあろう。

 昨日はまだその端境期だったので、神子島慶洋氏の下記ツイートを閲覧することができた。

 

 

 ああ、馬淵澄夫か。奴なら言いそうだな。札付きの極右政治家だ。なぜか山本太郎とつるんでいるが。

 

 なお、弊ブログの下記記事にいただいたコメントでも、馬淵のコメントではないかとの示唆をいただいた。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 osaka1994hit

馬淵?

立憲民主党の馬淵国会対策委員長は、記者団に対し「党所属の議員のSNS上での発言であり、党の正式な見解を述べたものではないが、内容は不適切だ。謝罪については、議員本人の判断だ」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220126/k10013450491000.html

 

 当該NHKニュースを以下に引用する。

 

www3.nhk.or.jp

 

ヒトラー” 立民 菅元首相の投稿「看過できず」維新が抗議文

2022年1月26日 16時06分

 

日本維新の会は、立憲民主党の菅元総理大臣がツイッターに「弁舌の巧みさではヒトラーを思い起こす」などと、党を批判する投稿をしたことについて「看過できない」として、立憲民主党に対し謝罪などを求める抗議文を出しました。

立憲民主党の菅元総理大臣は、今月21日、みずからのツイッターで、日本維新の会について「主張は別として、弁舌の巧みさでは第一次大戦後の混乱するドイツで政権を取った当時のヒトラーを思い起こす」と投稿しました。

これについて、日本維新の会は「看過できない」として、26日午前、藤田幹事長が立憲民主党の党本部を訪れ、応対した党職員に対し抗議文を手渡しました。

抗議文では「菅氏の投稿は、まったく事実に基づかない妄言で、ひぼう中傷を超えた侮辱と断じざるを得ない。これを放置するのであれば党の責任も問われる」などとして、立憲民主党と菅氏に対し、今月末までに投稿の撤回と謝罪を行うよう求めています。

藤田氏は、記者団に対し「ヒトラーになぞらえて批判することは、国際社会ではほとんど許容されない。菅氏は党の最高顧問を務めており、立憲民主党は、党として何らかの意思表示をされた方がいいのではないか」と述べました。

 

維新 松井代表「泉代表が態度を明らかにするべき」

 

日本維新の会の松井代表は、記者団に対し「立憲民主党はこれまで、人権尊重や性差別については、非常に厳しい態度で活動してきたと思うが、菅さんのこの発言は党として許される話なのか。公党として泉代表が態度を明らかにするべきだし、人権に対してどういう価値観を持っているのか、はっきりさせてもらいたい」と述べました。

 

立民 馬淵国対委員長内容は不適切 謝罪は議員本人の判断」 

 

立憲民主党馬淵国会対策委員長は、記者団に対し「党所属の議員のSNS上での発言であり、党の正式な見解を述べたものではないが、内容は不適切だ。謝罪については、議員本人の判断だ」と述べました。

 

NHKニュースより)

 

出典:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220126/k10013450491000.html

 

 確かに、馬淵は維新・藤田と同じ立場に立っている。立民はこのような極右議員の入党を認めるべきではなかったし*1、ましてやそんな人間を国対委員長に任命した泉健太の見識が疑われる。馬淵は立民にいたのではそろそろ当選も覚束なくなりそうだし、次は維新から立候補してはどうか。

 なお、引用文中赤字ボールドにした「ヒトラーになぞらえて批判することは、国際社会ではほとんど許容されない」という発言は、多くの人が指摘している通り大嘘である。国際社会、というよりヨーロッパで許容されないのはヒトラーを称賛することであって、そんなことは中学か高校あたりで教わることだろう。私も40年以上前の中学か高校の頃に教わって以来ずっとそう認識していた。なにしろ大戦後のドイツではヒトラー姓の人たちの多くが改姓し、子どもに「アドルフ」と命名する親もほとんどいなくなった。親が平然と「英機」と命名した子ども*2が長じて某地方政党公認で某市の市長になってしまう日本とは大違いなのである。

 ヒトラーと橋下を並べて両人を称賛した石原慎太郎や、「ナチスの手口に学べ」と放言した麻生太郎の方がよっぽど「国際社会ではほとんど許容されない」。なんでこんな当たり前のことを言わなければならないのかと本当に腹が立つ。テレビで能天気なノンポリ人士に菅直人を「批判」させ、それをスポーツ紙が面白おかしく報じることは「歴史修正主義」の実践にほかならないのである。

*1:それは前代表・枝野幸男の責任ではあるが。

*2:名前に関しては本人には罪はないとはいえ、成人してからの政治的な選択がいかにもその名前にふさわしいため、ついつい例に挙げてしまう次第。なお、立民の有田芳生スターリンを批判しているので、「英機」市長と同列に論じるわけにはいかない。