kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

某元号組の3衆院議員はロシア非難決議案に反対。同組の2参院議員と維新の鈴木宗男はどうするのか

 結局某元号組は衆院でロシア非難決議案に全員反対した。参院でも2人の議員は同じ行動をとるだろう。党議拘束のない政党だかなんだか知らないが、事実上の山本太郎の独裁政党だ。最近は党首独裁の政党が増えた。玉木雄一郎の民民もそうだし、枝野幸男時代の立民もそうだった。泉健太は右翼なので私個人の感情としては大嫌いだが、党運営についてはまだなんともいえない。維新はOB一人を含む3人の寡頭制だが、思想的にはOBの橋下徹の独裁的性格が受け継がれている。自民党安倍晋三時代に独裁政党になった。

 今回やはり際立ったのは、山本太郎橋下徹とが酷似していることだろう。

 

 

 

 辺見庸は「すでにプーチンの死相が見える」と書いた。

 

yo-hemmi.net

 

 以下引用する。

 

誰が言ったのか「暗黒の21世紀」。人間にとってもっとも理解しがたいのは、人間であり人間の精神である。テクノジーの進歩と逆行する憎哲の哲学。米国と西側が正しいのではない。結果からものごとをみて、因果はたどれても、なにかとてつもなく大切なことが脱落してゆく。

 

暗く重いモスクワの反戦デモよ。凍える息よ。これこそがデモというものだ。すでにプーチンの死相が見える。(後略)

 

出典:http://yo-hemmi.net/article/485749633.html

 

 橋下徹もそうだが、山本太郎の根本的な欠点は「弱者目線」を持てないことだ。いつも俺が、俺がの姿勢。「自分が目立つことが第一」なのだ。山本の決めゼリフは「あなたを幸せにしたいんだ」だが、そのために俺に権力を寄越せと言っているわけだ。山本は常に「上から目線」であり、権力者の目線で物事を見てしまう。だから今回のような誤りをやらかすのだ。

 だが、橋下にせよ山本にせよ、ああいう「強者(を演じる人間)」にすがりたい人たちは残念ながら少なくない。かつて一部で小沢一郎が大人気だったのも、強面の「剛腕」氏にすがりたかったからであろう。だから、どんな失態をやらかしても選挙で徐々に議席を増やしていく。だから私は平河エリ氏の下記の見立てには同意しない。

 

 

 残念ながら陰謀論者たち以外にもあの組には一定のニーズがあると言わざるを得ない。

 そんな山本太郎でさえロシアに対する非難はしている。国会議員の中でもっとも過激なロシア擁護をしているのは鈴木宗男だ。その宗男は現在は日本維新の会に属している。

 

 

 鈴木宗男参院のロシア非難決議案はどうするのだろうか。