kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

山本太郎の当選確率84%、ヤクルトスワローズの優勝確率98%

 プロ野球、7月最初の日はヤクルトがDeNAに負けたが、2位読売と昨年優勝を争った阪神も負けた。どんなにゲーム差があっても読売と阪神には警戒せずにはいられないので、この両チームが負けたからまあいいか、ってところ*1

 勝てばマジック点灯だったヤクルトは負けてDeNA自力優勝が残ったが、下記サイトを参照するとヤクルトの優勝確率は98%、DeNAが1%、他の4球団は四捨五入して0%だった。数日前に見た時にはヤクルトの優勝確率が95%、阪神2%、広島と読売が各1%だったと記憶する。

 

freefielder.jp

 

 まあこんなものはちょっと連敗するとたちまち優勝確率が下がり、他球団の優勝の可能性が出てくる。前述の2011年の悪夢もあったし、他球団でも阪神の去年や2008年の例もある。歴史的には南海ホークスがよく西鉄ライオンズにやられていた。

 一方、10日投開票の参院選東京選挙区では、やはりというべきか山本太郎の当選確率が8割もあるらしい。

 

 

 

 ネットでは三春充希氏が従来の個人の予想に基づくデタラメな議席予想を完全にかすませたが*2、上記JX通信社のように、大学の先生とタイアップして組織的にやるようになったのは必然の流れだ。こういうのは共同通信や読売・朝日は自らもデータを出す側なのでできない。JX通信社も自前で調査しているが、自らの調査結果の検証にも使える。

 遅ればせながらアクセスしてみた。

 

election2022.newsdigest.jp

 

 いきなり「山本太郎の当選確率84%」という数字が出てきてがっくりきた。維新の海老沢由紀は28%、ファ□ストの荒木千陽は8%とのこと。仮に山本が負けてもその場合海老沢が当選する可能性が高いこと、さらには山本と海老沢が両方当選してしまう可能性も馬鹿にならない程度はあるらしいことなど、ますます気を滅入らせる。さすがに荒木落選の可能性は非常に高いようだが。

 しかし山本は6番手であり、竹谷・朝日・蓮舫各94%、生稲93%、山添91%を追っている。7位以下が海老沢28%、荒木8%、乙武・松尾各7%だ。懸念していた通り立民の票が蓮舫に大きく傾いているが、先日蓮舫自身が「個人票の争い」云々の発言をしていたのを見て、またぞろ腹を立てたのだった。私は昔からこの政治家をどうしても好きになれないどころか、かつて民進党代表時代に小池百合子にすり寄るなど、許せない政治家の一人ととして敵視の対象としている。西村智奈美蓮舫と不仲なので、蓮舫の票を松尾に回そうとしているとの指摘も一部にあったが、それは全然機能していないようだ。

 あと、注目選挙区では新潟で森裕子が苦戦。勝利確率は4分の1程度らしい。

 また神奈川では水野素子64%と浅賀由香55%で任期3年の5議席目を立民と共産が争う。これなど、松沢成文議員辞職(2021年の横浜市長選出馬のため)がなければ「立憲野党」全滅の、大阪(定数4)みたいな選挙区になるところだった。2人を立てた立民の戦術は、自党の支持率低下を計算に入れていなかった失敗と思われる。泉は自らの「提案型野党」路線が支持されているとでも本当に思っていたのだろうか。例外的な定数5で2人の候補者が共倒れになれば大恥もいいところだ。もちろん、立民共倒れを予測した朝日の序盤調査結果を受けて、票を(かつて民民の東京選挙区候補だった)水野に集めようとしているものと推測されるが。

 ところで、上記サイトは集計日が6月24日と27日の2点しかない。それ以降の各メディアの調査結果は反映されていないので、今後が注目される。

*1:しかし阪神は、相手の最下位中日のエース・大野雄大が急遽登板を回避し、自軍はエースの青柳晃洋だったのに打線が打てず、救援投手が打たれて負けた。どういうわけか青柳は中日戦での勝ち運がなく6回1失点の好投が報われなかった。昨年の最終戦でも2イニング投げてエラーによる1失点だけだったのに勝ちを焦った矢野監督に早々と代打を出されて「ヤクルトの優勝を決める敗戦投手」になってしまった。今年も中日打線を抑え込んでいるのに中日戦だけ0勝1敗(他のカードは8勝0敗)で、負けた試合は例の大野の「9回まで完全試合」だった。甲子園での前回の対戦ではリードしていたが野手の拙守で同点に追いつかれて勝ちを消された。そして今回も勝ち負けなし。「バンテリンで好投報われず勝てない」投手には、ついつい2011年のヤクルトの悪夢を思い出して同情してしまう。ただ、チームとしては中日よりも阪神の方が(ヤクルトは中日に負け越しているとはいえ)ずっと大きな脅威なので、阪神の負けはヤクルトとしては助かる。

*2:何しろネットで2009年の衆院選議席を当てたとかいう「なんとか夫人」の山勘が信奉されていたのがつい10年ちょっと前だ。時代は大きく変わった。たとえば鈴木哲夫が自らの願望を込めた議席予測など、もはや誰も相手にしていない。