この件の問題の核心部は、なんで玉川徹や羽鳥慎一が「フリーズ」したんだよ、ということだ。
羽鳥&玉川氏が絶句フリーズ 有田議員が旧統一教会捜査に「圧力」と発言「政治の力」トレンド入り(デイリースポーツ)#Yahooニュースhttps://t.co/TqRDWayjhc▼手帳で日時を特定します。場所は明確に覚えています。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2022年7月18日
ツイートからリンクを張られたデイリースポーツ*1の記事から以下に引用する。
(前略)番組では、安倍晋三元首相が銃撃された事件の容疑者供述によって連日報道されている旧統一教会に関して、有田氏が解説した。
玉川徹氏が過去にさまざまな問題もあったが、宗教法人であり続けたと指摘した。
これに有田氏は、1995年秋に警察庁と警視庁の幹部の依頼で、対象者を聞かずに20~30人を相手にレクチャーを行い、その際に、「統一教会の摘発」を視野に入れていると聞いたと明かした。
そのうえで、その10年後のこととして「幹部2人と話をした時に、10年たって、今だから言えることを教えてくれって聞いたんですよ。なんでダメだったんですか。一言ですよ。『政治の力』だったって。圧力」と語った。
カメラに映った玉川氏は大きく息をはいてフリーズしたような様子をみせ、司会の羽鳥慎一も何も語らずパネルのほうに顔を向けていた。
(デイリースポーツ 2022年7月18日 16:06配信)
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/de736b3583a6573538f09192b31df5af1f85b79c
要するに玉川にも羽鳥にも統一教会と自民党との関係を本当に掘り下げることはタブーだという意識があるわけだ。それをタブーとしているのはテレビ朝日という放送局そのもののである。大越健介はそんな放送局の上層部に気に入られた人物であるからこそ、報棄てで日々火消しに余念がない。
あるテレビ局の人から「有田さん、『政治の力』は言わないでくださいね」。そのほか複数の局から「世界日報」「特定の政治家の名前」は言わないでほしいと伝えられた。「有田さん、昔のテレビとはちがうんだ」。#とことん現場主義
— 有田芳生事務所👓✒️ (@arita_office) 2022年7月19日
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まあ上記ツイートを見る限り、「有田芳生事務所」にも忖度があると思うけどね。なんで「特定の政治家の名前」などと書くのか? 故安倍晋三や井上義行など、特に統一教会とかかわり(癒着)の深い(深かった)議員の名前を具体的に挙げれば良いじゃないか。
それにしても「昔のテレビとはちがうんだ」とはね。NHK、在京キー局、在阪準キー局による翼賛体制が強固になっているということだが、こうも変貌してしまった元凶として、テレビ局に圧力をかけるのが特に大好きだった政治家がいた。
その名を安倍晋三という。
*1:この新聞社の政治に関する記事、というよりスポーツ紙全般がそうなのだが、政府・与党寄りのものが多くて気に食わないが、こういう例外もある。