kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

立民、参院選で絶対得票率を昨年衆院選比で40.9%も減らしていた。さすがに常任幹事会で代表・泉健太の責任論が噴出したらしい

 昨日公開した下記記事のコメント欄より。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 Jiyuuniiwasate

あれ?
間違ってたらすまんが、泉は前任の枝野の任期を引き継いでいるんじゃなかったっけ。
例えば旧民主党なら、菅直人が代表になったのは鳩山の残りの任期を引き継いだからで、だからこそ就任わずか3ヶ月で再度代表選を行った。
泉も同じだとすると、枝野の就任は2020年9月だから、あと一年余りで代表選ということになるんじゃないのか?

 

 「3年間」というのは、次の国政選挙までの期間という意味です。次の立民の代表選は2023年9月とのことですが、それまでにある大きな選挙といえばその来年の統一地方選だけで、これには立民はもともと弱いので、負けても泉健太は誤魔化して責任をとらないでしょう。立民は前の枝野代表時代の後半に極右を含む右派の議員を大量に取り込んでしまった悪影響があって、昔の民進党から細野豪志長島昭久前原誠司などのごく一部の極右または過激なネオリベがいなくなっただけの政党になっています。なにしろ松原仁馬淵澄夫までいますからね。だから昨年の代表選では党内工作を着々と積み重ねていた泉が圧勝したわけです。図に乗った泉は馬淵を国対委員長にまで抜擢しました。党内に働く力学は来年の代表選までの間でも大きく変わらないでしょうから、立民党員や支持者からよほどの突き上げがなければ泉体制はそのまま続くと思われます。

 しかし、さすがに今回の参院選での惨敗は度を超えるものだった。

 

 

 上記ツイートに貼り付けられた表から、各党の昨年の衆院選と比較した絶対得票率の変化は下記のようになる。以下、△は増加、▼は減少を表す。

 

 

 立民は「踏みとどまった」どころか、絶対得票率を4割以上も減らした歴史的大惨敗を喫したとしかいいようがない。

 さすがにこの惨状に対して、立民の常任幹事会でも泉の責任論が噴出したらしい。

 

 無識者(風来坊)

今日は立民の常任幹事会で泉代表の責任論が噴出したようですね。当然だと思います。しばらく国政選挙もないですし臨時国会も短期間とのことですから、この間に代表選を行って今後どうすべきかを徹底的に議論するべきですね。それと議員の数が少ないのに推薦人の数だけ一丁前に自民党並みの20人というのがそもそもおかしいです。自民党の約3分の1しか議員がいないのですから、せいぜい7〜8人が適正人数ですよね。ハードルを下げて若手であれ誰であれ我こそはと思う人にはどんどん手を上げさせるべきです。開かれた政党に生まれ変わらなければ未来はありません。事件後重苦しい話が続いたので久しぶりに野球の話題でも(笑)ヤクルトはついに連敗ストップ、松元ユウイチ監督代行の初勝利となりました。昨日初黒星のマクガフ投手も今日はしっかり締めました。やはりこれだけ戦力離脱すると首位を独走しているスワローズといえども厳しいということなんですね。しかし徐々に選手が戻ってきましたし、マジックが消えたとはいえこれだけ負けてまだ11.5ゲーム差あるのですから、スワローズにはまだまだツキもありますね。オールスターブレイクで立て直せるのも大きいです。最大のライバル讀賣は4試合連続満塁本塁打被弾のプロ野球ワースト記録を樹立、昨年よりも早く投手陣が崩壊しました。新たに3年契約を結んだ原監督もそろそろ年貢の納め時かもしれませんね。それと桑田投手コーチの責任も大きいです。東大野球部でも何ら実績を残しておらず、過大評価され過ぎていたと思います。それにしても今年の後半戦はコロナという変数もあってますます混迷しそうですね。ヤクルトのリーグ優勝は動かないにしても、それ以外は全く読めません。コロナが収まって各チームベストメンバーで戦えることを願ってやみません。

 

 コメント後半のヤクルトの件は、まあ16連敗しなくて良かったなってとこで、一昨日松元ユウイチが大逆転負けの試合だったのに「収穫」云々などと言っていたことを知って、その言い訳は3年前の16連敗の時に小川淳司の口から嫌と言うほど聞かされたよなあ、次の試合は先発が小澤と戸郷だから8〜9割方負けるだろうに、と思って憂鬱になったのでした。しかしその小澤が6回無失点(しかも3回までに7奪三振)の好投で、打線も戸郷から5点を奪い、終盤には「相変わらずの梅野」が連続ホームランを浴びてひやりとさせられましたがなんとか逃げ切りました。ozawaはどうしようもないけどkozawaはえらい、といったところでしょうか。しかし4試合連続被満塁本塁打の最後の試合で読売に勝ちを献上するとは、4年前に山田哲人サイクルヒットの試合に負けたことを思い出させます*1。あれも神宮での読売戦で、あの年にもヤクルトは交流戦の勝率1位でした(当時は「交流戦優勝」とは言いませんでした)。まああの年は後半戦で読売と阪神をカモにしましたから(その代わり広島には全く歯が立ちませんでしたが)、読売戦と阪神戦については験を担ぎたいものです。

 ヤクルトについてはまあそんなとこですけど、4割の票を逃がした代表がそのまま何の総括もなく居座って、たとえば維新を敵視すべきでないという党内右派からの意見に「理解を示し」たり、岸田首相が安倍晋三国葬を早々と打ち出した直後には「静かに見守る」などと言い出したりしているようでは、立民はお先真っ暗でしょう。

 泉を支持する人たちが前回参院選と比較しても2割減、前回衆院選の絶対得票率と比較して4割減という立民の得票率激減について何も言わないことにも、私は大いに腹を立てています。

 彼らがやっているのは「同調圧力をかける」ことにほかなりません。

*1:その他に、2006年にやはり神宮で、初回に大量7点を奪いながら9連敗中の読売に大逆転負けしたことも思い出した。神宮での読売戦に関しては、ヤクルトにセーフティリードなどない。