リベラルや左派、左翼が「弱者に対して優しかったか」との問いがなされている。
そもそも、日本のリベラル派が弱者に対して優しかったか、は一考の余地はあるような。
— 窓際のはいおくたん (@high_octane2960) 2023年3月11日
たとえば、丸山眞男や松下圭一が、障碍者の人権について何か言ってきたか、というとあまり心当たりはない。
むしろ旧左翼や新左翼がリベラル派に負けた結果なのかもしれません。 https://t.co/UXWWqBjZC2
そんなことを言い出したら共産党や旧社会党の旧悪は実にひどいもんだよ。丸山眞男どころの話じゃない。特に半世紀くらい前までの共産党は強烈な反動側勢力だった。ここらへんの話は黒川滋(くろかわしげる)氏の十八番だけど。
弊ブログも2018年に黒川氏のツイートへのリンクを多く含む下記記事を公開したことがある。
以下に当時の黒川氏のツイートを再びリンクする。
今も使われているのか知りませんが、私が10代後半の頃の民青同盟および共産党員の性モラルの教科書とも言える「愛とモラル」を待機中に読み進む。高度成長期の科学神話ってこんなことも言っちゃうのかと思う内容。ネトウヨが科学成果をつまみ食いして自説を正当化する感じによく似ています。
— くろかわしげる (@kurokawashigeru) 2018年8月13日
推奨される話としては、宮本顕治と野坂参三の恋愛話ばっかりだし、性マイノリティーに対しては「全く健全ではない」さらに獣姦SMは「人間廃業」みたいな表現も。杉田水脈みたいな世界。浮気も人を傷つけるからダメじゃなくて、集団婚への逆戻りを最大の問題視。婚前交渉も不真面目だとか云々・・・。
— くろかわしげる (@kurokawashigeru) 2018年8月13日
地方議会のなかでは、複雑で大変な思いをしている家庭などへの支援など積極的に取り組んで頭が下がる思いをしていて、現場レベルではこんな思い込みみたいな世界は克服されていると思います。ひとまず自己批判して否定しておいた方がよいのではないかと思ったりして読んでいます。
— くろかわしげる (@kurokawashigeru) 2018年8月13日
ネット検索には少し古い「近過去」ともいうべき事項に対する感度が低いという欠点がある。だから共産党系出版社が半世紀前には上記のような反動的な副読本を出していたことや、共産党が2011年の東電原発事故以前には「即時原発ゼロ」を目指す政党ではなかった*1ことなどの歴史的事実が忘れられやすい。後者に関しては、当時人気のあったいくつかの「共産党支持系政治ブログ」が原発存続に固執してあっという間に人気を失っていった経緯が私には印象深い。そのうち特に人気があったのは『非国民通信』というブログだった。
共産党の話に戻ると、かつての同党は「同性愛は資本主義的退廃のあらわれ」とみなしていたとのことだ。