kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「リベラル」よりももっと「性的マイノリティに厳しかった」のが共産党だった

 リベラルや左派、左翼が「弱者に対して優しかったか」との問いがなされている。

 

 

 そんなことを言い出したら共産党や旧社会党の旧悪は実にひどいもんだよ。丸山眞男どころの話じゃない。特に半世紀くらい前までの共産党は強烈な反動側勢力だった。ここらへんの話は黒川滋(くろかわしげる)氏の十八番だけど。

 弊ブログも2018年に黒川氏のツイートへのリンクを多く含む下記記事を公開したことがある。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 以下に当時の黒川氏のツイートを再びリンクする。

 

 

 

 

 ネット検索には少し古い「近過去」ともいうべき事項に対する感度が低いという欠点がある。だから共産党系出版社が半世紀前には上記のような反動的な副読本を出していたことや、共産党が2011年の東電原発事故以前には「即時原発ゼロ」を目指す政党ではなかった*1ことなどの歴史的事実が忘れられやすい。後者に関しては、当時人気のあったいくつかの「共産党支持系政治ブログ」が原発存続に固執してあっという間に人気を失っていった経緯が私には印象深い。そのうち特に人気があったのは『非国民通信』というブログだった。

 共産党の話に戻ると、かつての同党は「同性愛は資本主義的退廃のあらわれ」とみなしていたとのことだ。

*1:共産党東日本大震災以前から「脱原発」は掲げていたようだが、原発事故直後でもまだ志位和夫小池晃のどちらかが「即時原発ゼロは現実的じゃない」とコメントしていた。それが党員の声や世論に押され、ほどなくして「即時原発ゼロ」に転向したのだった。