kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

論外発言の維新・梅村みずほの「憧れの人」はあの長谷川豊(呆)

 弊ブログの標的(敵)の一人であるたかまつななの名前が出ているので反応することにした。といっても本記事はたかまつとは関係ない。

 

 

 梅村みずほの妄言の一件は弊ブログでも取り上げていない。あまりにも論外なので言及する気も起きなかったからだ。

 梅村の問題発言を報じた朝日新聞デジタルの記事を以下に示す。

 

digital.asahi.com

 

「支援者がウィシュマさんに淡い期待させた」 維新・梅村氏が発言

2023年5月12日 20時30分

 

 日本維新の会の梅村みずほ参院議員は12日、難民申請中の送還を可能とする入管難民法改正案の審議で、入管施設に収容された外国人の支援について「支援者の助言は、かえって収容者にとって見なければよかった夢、すがってはいけない『わら』になる可能性もある」と述べた。発言を問題視する声が上がり、議場は一時騒然となった。

 入管法改正案はこの日、参院本会議で審議入り。梅村氏は党を代表した質問で、2021年に名古屋出入国在留管理局で亡くなったスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさん(当時33)の事例を取り上げ、長期収容を避けるため、難民申請中の送還を可能とする改正案の必要性を訴えた。

 その中で、梅村氏は「資料と映像を総合的に見ると、よかれと思った支援者の一言が、ウィシュマさんに『病気になれば仮釈放してもらえる』という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況へつながったおそれも否定できない」と主張。面識のない収容者に次々と面会する支援者がいることなどに否定的な見解を示した。

 議場からは「とんでもない発言だ」と抗議する声が上がった。

 

朝日新聞デジタルより)

 

URL: https://digital.asahi.com/articles/ASR5D6KX1R5DUTFK017.html

 

 こういう論外発言を「客観報道」のスタイルでしか報じない朝日新聞にも「なんだかなあ」と思うが、梅村の発言は論外だ。

 こんな人物が2019年参院選大阪選挙区でトップ当選した。大阪選挙区では東徹も維新公認で出馬して2位で当選し、2人合わせての維新の得票率は39.8%だった。2013年以降の参院選での維新の得票率は、2013年28.8%(東徹)、2016年37.5%(浅田均、高木佳保里)、2019年39.8%(梅村、東)、2022年39.1%(高木、浅田)と推移している。なおこの間自民は22.3% → 20.4% → 16.0% → 19.4%、公明は19.0% → 18.2% → 16.9% → 15.7%、共産は12.8% → 12.2% → 10.9% → 9.0%、民主系は9.2% → 9.3% → 13.9%*1 → 8.1%*2と推移している。公明と共産にはいずれも長期低落の傾向がみられ、民主系は旧立民発足後の2019年に立民、民民2党の合計では増えたがそれでも立民公認の亀石倫子は当選圏に届かず、立民代表が枝野幸男から泉健太に代わった2022年には2党合わせても分裂前の民進党にも及ばない惨敗を喫した。この時点で既に泉路線の破綻は明らかだった。

 梅村に話を戻すと、梅村が心酔する人物はあの長谷川豊らしい。梅村自らのサイトに書いてある。

 

umemura-mizuho.com

 

 上記インタビュー記事の中で梅村は長谷川を「憧れの人」だと言っている。

 長谷川は当然ながら二度の国政選挙(2017年衆院選と2019年参院選)に落選したが、今なら大阪の選挙区から出るなら当選するのではないか(長谷川は奈良出身の関西人だ)。

 こんなどうしようもない政党と組む組まないの話で揉め、結局連携は止めることに決まったが執行部は何の責任も取らないという政党では、支持されなくて当然ではなかろろうか。

 なお、たかまつななの場合は呆れ返って梅村に触れないのではなく、自らの思想信条や主義主張が維新に近いから触れないのではないかと思うが、推測の域は出ない。

 

 

 

 最後のツイート主が言いたいことはわかるけれども「遜色ない」という言葉を誤用している。でも成田もたかまつも維新全盛期だからでかい顔ができる人たちなのは確かだろう。

*1:立民の亀石倫子(10.2%)と民民のにしゃんた(3.7%)との合計。

*2:立民の石田敏高(5.3%)と民民の大谷由里子(2.8%)との合計。