kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

柿沢未途が議員辞職。4/28予定の東京15区補選に維新は早々と金沢結衣の擁立を発表するも、総支部長未決定の立民は後手に回る(呆)

 柿沢未途衆院議員を辞職した。朝日新聞デジタルの有料記事の無料部分を以下に引用する。

 

柿沢未途氏が議員辞職 東京15区の区民「次こそクリーンな人を」

本多由佳 太田原奈都乃 土舘聡一 滝沢貴大 2024年2月1日 21時35分

 

 昨年の東京都江東区長選を巡る公職選挙法違反事件で、買収などの罪で起訴された柿沢未途衆院議員(東京15区)=自民党を離党=が1日、議員辞職した。地元で相次ぐ政治家の不祥事に区民からは諦めの声すら漏れる。4月には補選がある見込みだが、各党とも戦略は全く描けていない状態だ。

 「いまがどん底。自民への逆風はしばらく収まらないだろう」。自民都連の関係者に補選への考えを尋ねると、現状についてそんな言葉が返ってきた。

 江東区長選を巡る事件に加えて、国会では裏金事件で自民議員が逮捕され、派閥が軒並み解散に追い込まれる異常な事態。自民系区議も「自民への厳しい目は必然だ」と声を落とした。

 公明党関係者は「自民が支持…

 

朝日新聞デジタルより)

 

URL: https://www.asahi.com/articles/ASS2172H4S21OXIE011.html

 

 東京15区の補選は4月28日に行われるようだが、各党の反応が有料部分に載っているので、下記にプレゼント機能を利用して有料記事をリンクする。期限は2月3日の5時42分。

 

digital.asahi.com

 

 有料記事の中で特に腹が立ったのは、引用はできないが「立憲民主党の都連幹部」(誰だ?)のコメントだった。恐ろしく腰が引けている。なにしろ東京15区は未だに立民の総支部長が決まっていない。例の泉健太支持者のnaoko氏が現Xに下記ポストを発信してからもう1年以上になる。

 

 

 昨年来の買収問題によって柿沢未途議員辞職をする可能性はかなり高かったにもかかわらず、東京15区の総支部長を未だに決めていない立民の都連や、権力構造上その上にいるであろう党代表の泉健太は、まさか都ファ自公と一緒になって担ぐかもしれない候補や前回の衆院選でも立候補した維新の金沢結衣を横目に不戦敗を決め込むかネオリベ系の案山子候補でも立てるつもりなんじゃないかと勘ぐりたくもなる。

 極右色の強いこの区の自民党都連としては本音では昨年死んだ元区長の「漢字も読めない」ドラ息子こと山崎一輝を担ぎたいであろうことはミエミエだが、小池百合子としては昨年12月の区長選で大久保朋果を送り込んで圧勝したことに味をしめてまたぞろ自分の息のかかった候補を東京15区に送り込んでくる可能性がある。前回の自民党候補は萩生田光一好みの極右だったが柿沢ばかりか井戸まさえにも金沢結衣にも負けて4位の大大大惨敗だった。現在は東京の他の区の支部長に収っている。といっても愛知の人なのだけれど。

 維新の金沢結衣は準備万端、やる気満々だ。

 

 

 メディアも金沢の補選擁立を伝えている。下記は産経の記事だが、他に共同通信も金沢の名前を出している。

 

www.sankei.com

 

維新が柿沢未途氏辞職に伴う衆院東京15区補選に金沢結衣氏を擁立 33歳の元会社員

2024/2/1 19:47

 

日本維新の会馬場伸幸代表は1日の記者会見で、柿沢未途被告の議員辞職に伴う4月28日投開票の衆院東京15区補欠選挙に、元会社員の新人、金沢結衣氏(33)を擁立すると明らかにした。金沢氏は同選挙区支部長。柿沢氏については「選挙時に現金を配るのは民主主義の信頼を壊す」と述べ、辞職は当然との認識を示した。

 

産経新聞より)

 

URL: https://www.sankei.com/article/20240201-VHYFHCKCVVKPVLV774CBT5KYSI/

 

 柿沢には「維新の党」在籍歴もあるのだが、逮捕されて議員辞職ともなれば維新の会に切り捨てられるのも止むを得まい。

 共産党は前回の衆院選で井戸氏を野党統一候補にするために出馬を取りやめた小堤東を出すだろう。前回の衆院選前に井戸氏の転区が決まるまでは、私は小堤氏に投票するつもりだった、だがその後共産党権威主義むき出しの姿をまざまざと見せつけられたので、小堤氏が補選に出ても投票はしない。私が共産党公認候補に投票するのは当分の間地方選だけだ。もちろん自公だの都ファだの維新だのには死んでも投票しない。

 前回立民から立った井戸氏は、下記Xを見る限り補選には出てこないかなり高いのではないか。そんな気配を感じる。

 

 

 何度も書くが、実は東京15区に限らず東京や大阪では立民の総支部長がなかなか決まらない。ところが泉健太は2021年の立民代表選で総支部長の早期再任を公約していたらしいのである。

 弊ブログは昨年1月9日付で下記記事を公開した。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 上記記事から立憲民主党員の方が泉を批判した下記Xを再掲する。

 

 

 泉健太には昨年4月の統一地方選と同時に行われた衆参補選4戦全敗の時に、岡田克也幹事長ともども辞任する動きがあったようだが、連合会長・芳野友子の慰留などを受けて留任した。困ったものである。3か月弱後に行われるであろう衆院東京15区補選でも、立民は完全に後手に回っている。