http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20100108
菅直人財務相の円安誘導発言が、産経新聞をはじめとする右翼マスコミの猛攻撃に遭っているが、噴飯ものである。こんなもの、かつての小泉政権時代の財務大臣・塩爺は日常茶飯事で発言していたのだ。たまたま、2002年11月末か12月初めのいずれかに塩爺が円安誘導発言をしていた記憶があったので、ネット検索をかけてみたら、やはり私の記憶に間違いはなかった。
http://www3.keizaireport.com/file/021207.pdf
以下引用する。
2002年12月1日に、塩川財務大臣は、購買力平価を念頭において、「世界の水準で計算したら1ドル=150〜160円ぐらいがいいはず」と発言した。
当時産経新聞がこの塩爺発言を批判したかどうかは知らない。興味のある方は縮刷版を当たられたい国立国会図書館ででも過去の紙面を参照されたい*1。検証してみれば、産経新聞の二枚舌ぶりが明らかになるだろう。
産経新聞よ、恥を知れ。
[追記]
なんと当時の産経新聞の論調を検証した方(id:Mchan)からTBをいただきました。感謝します。
塩爺時代の産経の論調 - Mちゃんの経世済民!