kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

小沢一郎「(維新などと)連携できるなら解党もいとわない」(呆)

きまぐれな日々 衆議院解散に慌てて野合した橋下徹と石原慎太郎の醜態 のコメント欄より。コメント主は風太*1

古寺さん、もはやお手上げの様ですね。
つまり自民も民主の野田・前原派も、そして維新の会も石原もみんな同じ穴の狢であったということですよ。
そして彼らの立つ共通の立脚点は、アメリカ追従の現体制護持という点だったということです。
これはつまりアメリカにより作られた土俵の上で花相撲を取っているようなものだということです。
だからこそ彼らは、原発にも増税にもTPPにも、すべてに反対の姿勢を出すことは、たとえその方が彼らにとって国民受けが良くても無理なわけです。
それはこれらはすべてアメリカの戦略下にある属国日本に与えられた使命でもある国策だからです。
その国策には財界もぶら下がり、多くの恩恵を受けているわけです。
よって自民も民主の野田・前原派も維新の会も、それには絶対にそれに逆らう事は出来ません。
それに逆らう事は、現体制下の日本で生きていくことは出来ないほどのきつい仕打ちが待つものだからです。


そしてそういう現体制護持派勢力に対して、国民の生活が第一と社民と大地とみどりの風と共産などの真の第3極を形成する勢力は、勇気を持ってアメリカの戦略とは別の立脚点に立とうとしているので、原発にも脱原発(国民の生活は10年と期間を区切っています。ドイツに行き向こうの責任者と会ってきています。本気です。だからマスコミはこの事を殆ど黙殺しました。あなたもですか?)、増税に対しても反対であり、TPPにも当然反対する事が出来るわけです。
ここに国民に背を向け、一定のポジションを与えられてアメリカに媚びるだけの勢力と、国民を一番に考える勢力との違いが明確になるのです。
だからこそアメリカとその意向を受けた霞が関にべったりのマスコミは、民主野田・前原派、自民・公明、そして偽りの第3極である維新の会しか選択肢が無いかのように報じるわけです。
テレビ報道など、もはや偏向を通り越して連日のように維新と野田の話題を報じまくっています。
悲しいかな、そんな報道にのせられてしまうのが今の日本人です。
かたや国民の生活が第一や社民や共産などに対しては、ほぼ無視に近い状態です。
特に国民の生活が第一に対しては、代表の小沢一郎氏に対しての「政治とカネの問題」という虚構を元にした攻撃により、イメージは最悪のままの状態がつづいています。
裁判で小沢代表の無罪が確定し、秘書の石川氏の一審判決に対しても疑義を呈するような判決内容であったにもかかわらず、マスコミによるこの一連の報道への謝罪等は一切ありません。
こうして邪魔な国民の生活が第一やその他の国民を一番に考える勢力を国会から事実上追放することに成功すればどういうことになるのか。
おそらく自民安倍総裁が政権に返り咲き、その後行われる政治のおぞましさは想像を絶するものになるはずです。


古寺さん、あなたもここの皆さんもいつまで見当違いの政治談議をなされているのですか。
あなた方の議論を読ませていただきましたが、結局虚構の現状を前提に論じ合うだけで、しかもそれへの解決策ですらなにも見いだせていないではありませんか。
ただ自分らの知識を寄せあって、虚構の現状分析でああだこうだと青臭い議論をし合うだけです。
そこには何も未来志向の解決策など見出すすべもありません、それはつまり前提となる現状認識自体が、上から与えられた偽りの虚構の世界の中から一歩も出ていないものだからです。
しかし今度の選挙で自民・公明・維新の会が政権に着けば、もうとりかえしがつかないのですよ。
TPPなど、参加してしまえばおそらく脱退することは非常に困難になるでしょう。
TPPがどれほど日本社会を破壊しまくるのかは、色々な専門家が方々で指摘していることです。
危険な原発はつぎつぎに再稼働されてしまい、さらに大増税で国内産業は壊滅状態に追いつめられることでしょう。
日本社会はジャパンハンドラーズと呼ばれるアーミテージやナイやキャンベルなどにいいようにされて、国民は塗炭の苦しみに喘ぐ事になります。


小沢嫌いも結構ですが、もはやそんな事を言っているような悠長な段階なのですか?!
何でもかんでも小沢小沢で、あなたが悪の権化のようにしてネットに拡散してきた悪の本山・小沢一郎のイメージですが、今やどうみても小沢一郎がじつは国民の味方であったことは明白でしょう。
そして本当の国民の敵が、アメリカの言いなりに動く霞が関と言う組織と、それに寄り添う自民や民主野田・前原派に維新の会らであるのも間違いのないところです。
来月の選挙ではこのままだと国民の生活が第一も社民も共産も、その他真の第3極勢力はほぼ壊滅状態に陥ることでしょう。
あなたはその結果を見て、ざあまあみろ小沢と手を叩いて拍手でも送りますか?
もしそうならば私はあなたを最大限に軽蔑します。
そうではなくて早く目を覚まして、真に国民の側に立つ勢力と共にあなたも結集しましょうよ。
このまま日本が亡国への道を突き進むのをそうやって虚無感に浸りながら傍観ですか。
もはやあなたがすべての悪の根源のように説いていた小沢一郎だけではなく、真に国民の為の政治を志向してきた勢力は風前の灯状態ですよ。
そして国民の本当の敵により、日本には安倍超タカ派・亡国・アメリカ追従の傀儡政権が樹立してしまうのです。
それでも小沢さえいなくなれば満足だというのならばいつまでもそうしていてください。
あなたがそれだけの人であったということです。
そしてあなたはあとでそんな今の自分自身に死ぬほど後悔することになるでしょう。


でも賢明なあなたはけっしてそうはならずに、ここで考え方を変えてくれるものと私は信じています。
どうか私をもうこれ以上落胆させないでください。
そしてせめてあなた方の虚構の世界をネット上にこれ以上ばら撒かないでもらいたい。
正直今のあなたは現実を見失った害悪でしかない。
本当に残念です。とても残念です。
いいですか、繰り返しますがあなたの見ている世界は虚構の偽りの世界なのですよ。
マスコミが構築した虚構でしかないのです。
現実の日本は、アメリカに自国の経済復興の為に利用され食い尽されようとしている哀れな存在です。


我々の本当の敵は小沢一郎ではなくて日本をアメリカ資本に売り渡して自身の身の安泰だけを考えている連中です。
見誤っては駄目です。
真の第三極であるオリーブの木・国民連合、共産党、その他の民主派リベラル派の運動体に参加している人達こそが日本人の未来を真剣に考えている人達です。
私はこれらとともにあります。
時々悲しくなるぐらい落胆させられる毎日ですが、めげずに前向きに頑張って行きます。


手を取り合って前へ・・・・・。

2012.11.20 00:09 風太


風太氏は、「国民の生活が第一と社民と大地とみどりの風と共産などの真の第3極を形成する勢力」などと書くが、国民の生活が第一共産党が連携へと動いているなどという話は寡聞にして知らない。「虚構の偽りの世界」を見ているのはどこの誰なのだろうか。

小沢一郎がドイツを訪問した話は朝日新聞が報じていたし、他紙も報じていたに違いない。それに反応しなかったのは世論の方である。いまや猫も杓子も「脱原発」というご時世だ。戦後、戦争に協力した人たちが一斉に平和主義者に転向したことに似ている。とはいえ政権を奪回したら原発推進路線に戻すことを公言している安倍晋三自民党と比較すれば小沢一郎の方がまだしもマシには違いないけれど、それを言うなら「野ダメ民主」や「みんなの党」とて同じことだ。

下記は朝日新聞の報道だから、風太氏たち「小沢信者」には「マスゴミのでっち上げ」と言われるかもしれないが、看過できない記事が今朝の紙面に出ていた。

それは2面掲載記事で、小沢一郎自身の発言ではないのだが、「生活幹部」のこんな談話が載っていた。以下引用する。

生活幹部は「維新やみんなの党まで連携の線が伸びてほしい。連携できるなら、小沢代表は解党もいとわない」と語る。

同記事が、小沢自身の動向や言葉として記事が伝えているのは下記だ。

 ただ、年内解散はないと踏んでいた小沢氏の読みは違った。維新やみんなの党との選挙区調整を念頭に、10月末に発表した公認内定者の選挙区を「未定」としていたが、維新は太陽と合併。選挙区での選挙活動に出遅れる格好になった。

 攻勢へ時間との競争になった小沢氏は会見で「新生日本を作り出そうという志を持つ人たちと力を合わせて総選挙に臨みたい」と強調。自らに言い聞かせるように「今週、来週いっぱいは連携の道を探っていきたい」と語った。

(2012年11月20日朝日新聞2面掲載記事より)


この記事には、福島瑞穂みどりの風谷岡郁子社民党を離党した阿部知子の入党を阻もうと圧力をかけた話など、つまらない動きをする政治家の話が出ていてうんざりさせられるが、中でも呆れ返ったのが上記の小沢一郎の妄動であることはいうまでもない。

振られたことが確定してもなお、「考えが同じ」とかつて評した橋下徹との連携を諦めきれない小沢一郎。こんなどうしようもない人間を信奉するリベラル・左派があとを絶たないことこそ、「リベラル・左派の凋落」の象徴ではないのか。