勝川俊雄氏のツイートより。
7月1日の記事ですが、今読むと味わい深いな。
— 勝川 俊雄 (@katukawa) 2020年7月24日
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次の波に備えて検証しないまま同じことを繰り返せば、日本は国家として危機的状況に陥ると思う。ですので、西浦モデル以外の指標がないかと検討し、そのなかでK値モデルが出てきたのですhttps://t.co/EcP3PGd1uy
大阪府知事は、経済の再開をしないといけない状況で、西浦さんの予測は採用したくなかった。対案を探したところ、K値というのが都合が良さそうだから採用したと言うことだろうね。 https://t.co/4mqthJZ3Fk
— 勝川 俊雄 (@katukawa) 2020年7月25日
私は「K値」を知ったのが極めて遅かったので、まず上記リンクの後者のツイートに指摘されているような流れだったんだろうなと見当をつけたところ、前者のツイートから引用されている「デイリー新潮」の記事に行き当たって、なんだ、吉村洋文は本音をあけすけに語っていたんじゃないかと思った次第。
要は、西浦教授の予測は新自由主義者たる吉村洋文の気に入らなかったために、自分にとって好都合な予測を探したところ、「K値」がそれにピッタリだったので飛びついたというところだろう。
同じように「K値」に飛びついたのが、これまた新自由主義者である黒岩祐治や「いかがわしい」西村康稔だったというのも興味深い。特に西村の場合は、「K値」にいち早く着目した官僚からの進言を容れたものに違いないが。
この「K値」に最初に目をつけたのはどこ、あるいは誰で、どういう経緯で広まっていったのかについては、私はまだ把握できていない。