9月に入っても、台風の影響かまた猛暑がぶり返してきたが、8月半ばごろのような寝苦しさはなくなってきた。これから気温が下がるとコロナがまた蔓延するのではないかという気もするが、現在は確実に新規陽性者が減りつつある。しかし週間の死亡者数はまだ全然減っていない。
下記は昨夜（9/4）のNHKニュースへのリンク。
上記NHKニュースによれば、昨日（9/4）午後11時半までの日本国内での新型コロナウイルス感染症の陽性者数累計は70,994人、死亡者数は1,352人だった（クルーズ船・ダイヤモンドプリンセス号を除く）。先週の時点（8/28午後11時まで）では陽性者数累計が66,646人、死亡者数が1,261人だったから、今週は陽性者数が4,348人、死亡者数は91人だったことになる。先週は陽性者数5,580人、死亡者数86人だった。週間の死亡者数を陽性者数で割った値は2.09%であり、先週の1.54%より高くなった。
8月1日以降の累計では陽性者数は34,605人、死亡者数は339人となった。「致死率」は0.98%。先月の国立感染症研究所の分析では「第1波」による死亡者（5/31までの感染による死亡者）は900人とのことだったから、「第2波」による死亡者は452人ということになり、ちょうど「第1波」の半分の数字に達した。しかも死亡者はまだ当分出続ける。
少なくとも、「第2波」でウイルスが弱毒化したという俗説が誤りであったことは、ほぼ疑う余地がなくなった。
