菅原琢氏のツイートより。
とても地味で注目されていませんが、野党にとっては小党分立はまだまだ問題ですね。れいわ新選組は東京以外でもかなりの得票率で、参院選なら1-2議席取れる勢いですし、社民党も名簿出す限り議席に繋がらない票をかなり持って行きます。
— 菅原 琢（SUGAWARA, Taku） (@sugawarataku) 2021年10月31日
これについては、小選挙区制の戦い方という観点からは「小党分立はまだまだ問題」だと確かにいえるのだけれど、たとえば社民党と国民民主党となんちゃら新選組を全部ひっくるめて立憲民主党と統合するのは、あまりにも主義主張や思想信条がごちゃ混ぜで、ただ単に政権を獲るために寄せ集まった集団になってしまうので、無理があると思う。現に立憲民主党代表の枝野幸男は民民・社民との統合を目指したことがあるけれども失敗した（民民のかなりの部分とは統合したけれども）。
やはり行き着くところは小選挙区制比例代表並立制の問題であって、この選挙制度をどうするかという根本的な大問題と向き合わない限り、問題は解決できないのではないだろうか。
比例代表制をベースにした選挙制度に再改変すると、選挙を終えるたびに連立相手を組み替える政権を作ることになる、と非難する人がいるが、それがどうして問題なのか私にはさっぱり理解できない。
