kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

立民・辻元清美の参院選比例代表出馬に反対する

 立憲民主党が今夏の参院選比例代表候補に辻元清美を擁立することを検討しているという。辻元氏自身がツイートで認めた。

 

 

 しかし私はこれには大反対だ。弊ブログの下記記事にいただいたsuterakusoさんの下記コメントと同意見である。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 suterakuso

辻元清美については、目先のことを考えずに、次の衆院選を待って、大石あきこと同じように比例復活でもよいから、大阪からの当選を目指すべきだと思います。正直、大阪を捨てるのか、と思いますよね。都構想の住民投票の結果は、風が変われば全く目がないわけではないということでしょう。自らそのために、今は大阪で地に足のついた活動をすることが、本人も、党も、大阪も地力をつけることになると思うのですがね。

 

 本当にその通りだと思う。そもそも日本第2の大都市で維新にも自民にも歯が立たない野党第一党など存在意義はないと言っても過言ではない。

 選挙区のせいで当選が難しいというのは、大阪よりも山口がもっと極端なところで、かつては平岡秀夫が山口2区で踏ん張っていたけれども、その2区も陥落して久しい。また、山口や大阪までの惨状には遠く及ばないが、私の住む東京東部も野党第一党の不毛の地だ。

 選挙区のせいで比例復活が難しいというなら、比例復活名簿を見直せば良い。東京では立民不毛の選挙区である東京15区から立候補して昨年落選した井戸まさえ氏の2件のツイートを、これは以前にも弊ブログからリンクしたことがあると思うが再掲する。

 

 

 

 井戸氏が言うように小選挙区候補者を比例重複で同率一位とする立民の「原則」を見直せば良いのである。その煽りを食う候補者も出てくるが止むを得ない。同様のことは、選挙区のせいで国会からの早期の退場を強いられた平岡秀夫のケースにも当てはまったのではないか。

 与党を見ても、東京15区の柿沢未途や同16区の大西英男など、ろくでもない候補者でも当選できる選挙区があるかと思えば*1、選挙区によってはなかなか当選できない候補者が少なくない。同率一位の見直しはあって然るべきだろう。

 なんといっても「大阪を捨てる野党第一党」は全くいただけない。泉健太は「維新との棲み分け」でも目論んでやがるではないかとの邪推もしたくなるが、そんな陰謀論は別にしても、党の足腰を弱らせることにしかなるまい。

*1:まあ元民主・民進系の柿沢は無所属で立候補しての当選を経ての自民党入りだったが、奴の場合は世襲の看板が物を言った。