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古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

泉健太、安倍晋三の一周忌に焼香して「戦ったが、大政治家だった」とコメント(呆)

 泉健太がまたやらかした。朝日新聞デジタルの記事より。

 

digital.asahi.com

 

 以下引用する。

 

立憲・泉代表、安倍氏一周忌で焼香 「戦ったが、大政治家だった」

里見稔 2023年7月8日 17時30分

 

 立憲民主党泉健太代表は8日、銃撃事件で亡くなった安倍晋三元首相の一周忌法要が営まれた東京都港区の増上寺を訪れ、一般献花の時間帯に焼香した。その後、記者団に心境を問われ「戦う相手だったが大政治家だった。大きな足跡を残した」と語った。

 

 焼香後、都内で取材に応じた泉氏は、安倍氏の功罪について「アベノミクス、対ロシア外交、拉致問題はまさに積み残し。旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の問題も傷痕、爪痕と言っていい」と指摘。「今を生きる政治家がどう教訓に変えてこの国の発展につなげていくのかが問われている」と述べた。

 

 また、泉氏は「事件以降、かなり警備も厳しくなった。政治活動に制約がかかった1年だったと実感している」と振り返り、「有権者との触れ合いこそ民主主義の基盤。これからも恐れずに街に立ち、マイクを持ち続ける」と語った。(里見稔)

 

朝日新聞デジタルより)

 

URL: https://digital.asahi.com/articles/ASR785FDSR78UTFK006.html

 

 私はこの記事に下記のブコメをつけた。

 

立憲・泉代表、安倍氏一周忌で焼香 「戦ったが、大政治家だった」:朝日新聞デジタル

これはひどい。この言い草だとプーチン毛沢東ポル・ポトスターリンヒトラーもみんな「大政治家」になってしまうぞ。この連中は全員「大きな爪痕」「傷痕」を残したといえるんだからな。泉健太は恥を知れ!

2023/07/09 04:32

b.hatena.ne.jp

 

 泉健太は昨年、安倍晋三国葬に出席したくてたまらない心情を滲ませたコメントを発したが叶わなかった。その無念を晴らすべく、一周忌が営まれた寺に立ち寄って焼香し、記者にコメントしたものだろう。

 朝日の記事も微温的だ。「安倍氏の功罪」と書くが、安倍晋三が残した「功」とはいったい何なのだろう。

 ここで私が2013年以来ずっと持っている持論を書いておくと、安倍晋三の功績は一つだけあった。それは就任早々の金融緩和によって、それまでの民主党野田佳彦政権時代に強く働いていた「賃金の押し下げ圧力」を止めたことだ。

 しかし安倍の経済政策(泉健太が口にしたカタカナ6文字の愛称は弊ブログの三代禁句の一つだ)は有効な財政政策*1を伴わなかったため、安倍政権の政策は賃金の押し上げ圧力を生み出すことさえできなかった。しかも株価の恣意的な押し上げなどの有害な政策を行なった。そうこうしているうちに世界における日本の経済や工業技術の地位はこの10年間で劇的に凋落した。今や、日本の労働者は高い賃金を求めて海外に出て行くようになったのだ。結局、安倍の経済政策全体に対しては極めてネガティブな評価を下すしかない。

 唯一議論に値するところ「も」あった経済政策ですらこの程度で、他の分野に関しては安倍の政策は全くの有害無益だった。私は安倍を戦後最低の総理大臣だったと評価している。

 そんな安倍を「大政治家」と評したのが泉健太だ。こんな人がいつまでも野党第一党の党首に居座っているのはどう考えても良くない。どうやら衆議院の解散は今秋も無理そうな情勢になってきたこともある。立憲民主党には可及的速やかな執行部の刷新を求めたいところだが、これは共産党に志位執行部の刷新をもとめるのと同じくらい無理な注文かもしれない。

*1:安倍は「お友達」に傾斜配分する有害な財政政策を行った。安倍は「俺の政策で増えた税収の使い道は俺が決める」という迷言を残している。もちろんこの政策の理念は経済学的な観点からはとんでもない大間違いだ。