kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

立民代表選の候補者選びでも「維新維新と言い続ける」小沢一郎は論外

 宮武嶺さんのブログに維新と立民に関する記事が出ている。

 

blog.goo.ne.jp

 

 上記リンクの記事でmともに「シュッとした」とかいう「新関西弁」で形容されることがある大阪府知事・吉村洋文と維新幹事長・藤田文武のお膝下の地方選で維新が連敗していることが紹介されたあと、そんな維新とそれでもつるみたがる立民の懲りない面々である泉健太野田佳彦小沢一郎が批判されている。

 以下引用する。

 

 ところが、自民党と対決して政権交代をしてこそ存在意義のあるはずの野党第一党である立憲民主党泉健太代表は、元祖ゆ党である国民民主党玉木雄一郎代表に会った翌日には日本維新の会の馬場代表と会談。

 しかし最も与党との対決姿勢を鮮明に出し、立民も数々の選挙でお世話になっている日本共産党の田村智子委員長とは会談の予定さえ立っていない状態。

 さらには、その泉代表と9月の代表選で争うかもしれない野田佳彦元首相も、先週、8年ぶりに野田氏と会談して泉降ろしに動いている小沢一郎氏も維新維新と言い続けています。

 そもそも、大阪万博問題を抱えている維新は、維新推薦で当選した斎藤元彦兵庫県知事のパワハラ問題まで加わっており、もはや浮かび上がるチャンスはない「オワコン」です。

 

 しかも第2自民党の維新が候補者を立てれば、立民よりも自民の候補者の票を食うわけで、立民と維新の候補者調整なんて要らないんですよ。

 他方、維新と妥協すればするほど、立民への無党派層からの支持は減るという関係にあります。

 泉・野田・小沢という旧態依然たる数合わせでしか政局を考えることができないオワコン3人組にはご退場いただき、立憲民主党は創設時の精神に立ち戻って闘う政党に脱皮しなおすべきなんです。

 

URL: https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/4b022055b0d43f8de4b884a47c09443e

 

 いやもう、本当にその通りとしか言いようがないのだけれど、ことに小沢一郎など、泉健太を下す理由が「泉では維新と話ができない」ことらしく、これでは本当にお話にならない。長年小沢を応援、いや信奉し続けていたオザシン諸氏には責任をとってもらいたいと強く思うが、彼らの一部はヤマシン(山本太郎信者)と化した。その山本太郎新選組も、立民に似て鵺(ぬえ)的な性格が強いが、その新選組を右から割ったのが衆院愛知15区の新総支部長に任命された小山ちほという人だ。この選挙区には新選組から辻恵という76歳のベテラン元衆院議員が立候補するらしいが、その辻氏にぶつけた形だ。しかも、小山氏の経歴から見て新選組の辻氏を右から批判する候補という位置付けになる。

 なんというぶざまな人選、さすがは右派執行部と右派選対委員長の仕事だとしか思えないのだが、この人事、およびそれに異を唱えた愛知10区総支部長・藤原規眞氏に対して立民選対委員長の大串博志が発した厳重注意は、私が時々ヲチしている立民右派支持層のXerたちからさえ奇異の念を持たれるくらいだが、そんな中で小山氏を擁護したのがこたつぬこ氏だ(このあたりは面倒だし時間がないのでリンクを省略する)。

 で、立民代表選に関しては、宮武さんも下記の感触らしい。

 

古寺多見さんも

「ただ、枝野が揚げた観測気球が示す風向きが全く芳しくないのも確かだ。ここで大きな障害になっているのが小沢一郎である。小沢は代表選で間接的に泉を助けているように見える。本当にどうしようもない。」

書いておられるのですが、それでなくてもエダノンへの風当たりは私も予想以上に感じています。

本当に立民の代表に返り咲いたら、衆院選では都知事選での蓮舫氏のように格好の攻撃目標になる嫌な予感さえします。

 

URL: https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/4b022055b0d43f8de4b884a47c09443e

 

 現在は、立民支持層も日本国民の多数と同じく、「変えてもらいたくない」志向が強いのではないかと思う。

 だから、選挙になるとやたらと現職が強い。もちろん現職が「やらかした」場合は別だし、小池百合子泉健太も十分「やらかして」いるとは思うのだが、彼らの程度では多くの人たちにとっては失点にはならないようだ。

 なるほど、だから衆院東京15区補選では酒井菜摘が勝てたけれども、東京都知事選では蓮舫が大惨敗したんだなと思う。東京15区では私が徹底的に敵視していた柿沢未途議員辞職した上逮捕されたから(その後有罪が確定)現職がいなかった。その補欠選挙だったから酒井氏が勝った。しかし都知事選では多くの人にとってはさしたる問題点も感じられない小池百合子に、かつてのネオリベから立ち位置を変えた(としか思えない)蓮舫が挑んでも心に響かなかったというところか。

 現在は他の野党(共産党新選組)を見ても支持者の組織防衛志向が非常に強い。だからハラスメント案件が起きても、支持者たちの多くは党執行部や独裁党首を批判するよりも、ハラスメントの被害者を叩く傾向が強い。

 これでは無党派層はなびかない。まだ新選組の場合は立民や共産に飽き足らない人たちの受け皿になってこれまで伸びてきたが、もともと支持層の高齢化が課題となっている立民と共産の未来は、少なくとも現状の延長であれば非常に暗いとしか言いようがないのではないだろうか。

 立民代表選に関しては、こういう風向きであればせめて西村智奈美氏を出す選択しかないかと思う。つまり下記の宮武さんと意見と同じだ。

 

そもそも、立民の代表選で女性候補が全くいないというのもどうかと思います。

立民のリベラル左派は西村智奈美代表代行でまとまり、代表選と衆院選で勝ち抜いて、エダノンには酷ですが枝野幸男氏はもう一回官房長官というのはどうでしょうか。

 

URL: https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/4b022055b0d43f8de4b884a47c09443e

 

 とにかく、無投票で泉というのは論外だ。