kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

問題含みのグラフを載せた上昌広のツイートを拡散していた立憲民主党の蓮舫(現在は削除)

 下記の上昌広の件は論外だろう。下記はBuzzFeedの記事へのリンク。

 

 記事はYahoo! JAPANにも転載されていた。

 

news.yahoo.co.jp

 

 上医師は下記ツイートに添付したグラフで、日本と他国とで異なる縦軸の値を使って重ね合わせをしていたのだった。

 

 

 この時点で上医師はアウト。そう思って取り上げずにきたのだが、問題は野党、特に立憲民主党の中に上医師をありがたがって持ち上げる人たちが少なくないらしいことだ。そのためもあってか一騒動になったようなので、遅ればせながら取り上げることにした。

 前記BuzzFeedの記事から引用する。

 

グラフは1万以上リツイートされるなど拡散し、立憲民主党蓮舫氏も「検査数が圧倒的に少ないのに、時間軸で感染者は増加」などと引用リツイートしていた(その後削除されている)。

 

 こんなところに同党が信頼されない一因がある。ちなみに、これまで何度も書いてきた通り、3年前の晩秋だか初頭だかに同党が蓮舫山尾志桜里の入党を認めた時、私はこれを批判し、以後同党とは一定の距離を置いている。

 政府やトンデモ自治体(大阪府名古屋市、東京都など)の新型コロナ対応を批判すべきなのは当然だが、批判は筋の通ったものでなければならない。上医師はそれを行っている人ではない。私が上医師を見限ったのは、緊急事態宣言が発令された初日である4月8日に「週刊新潮」に上医師のトンデモコメントが載っているのを立ち読みした時だった。確か致死率の変化を東京五輪延期決定と結びつけた陰謀論だったはずだ(この日記にも書いたが面倒なので参照しない)。

 

 最初にリンクしたBuzzFeedの記事についた「はてなブックマーク」より。

 

b.hatena.ne.jp

 

 以下、人気コメントから選んだ。

 

コロナ急増の先進国は米国と日本くらい? グラフが拡散→「ミスリード」と指摘相次ぐ、専門家の見解は

立憲民主党は政権を目指すのであれば、科学的事実を啓発するブレーンを入れた方が良い。マジで。

2020/08/05 18:00

b.hatena.ne.jp

 

コロナ急増の先進国は米国と日本くらい? グラフが拡散→「ミスリード」と指摘相次ぐ、専門家の見解は

条件をそろえるということは『疫学では当たり前』ではなくて、どの分野であっても学術的な比較では当たり前の事。このやり方はもはや完全に詐欺師。読者を騙すためだけに揃えたデータを提示している。

2020/08/05 18:30

b.hatena.ne.jp

 

コロナ急増の先進国は米国と日本くらい? グラフが拡散→「ミスリード」と指摘相次ぐ、専門家の見解は

政権批判をするために難癖をつける人を重用していくの本当に愚かしいのでやめてほしい。支持率伸びない理由の一つと思う。

2020/08/05 18:06

b.hatena.ne.jp

「K値」の次は「イソジン」か。大阪府知事・吉村洋文の暴走に口あんぐり

 大阪府知事・吉村洋文がまたしても程度の低いパフォーマンスをやらかした。以下日本経済新聞より。

 

www.nikkei.com

 

 以下引用する。

 

うがい薬で重症化予防? 新型コロナ、大阪府など研究

 

2020/8/4 15:38 (2020/8/4 18:28更新)

 

大阪府大阪府立病院機構「大阪はびきの医療センター」は4日、新型コロナウイルス陽性の軽症患者41人に対し、「ポビドンヨード」の成分を含むうがい薬で1日4回のうがいを実施したところ、唾液中のウイルスの陽性頻度が低下したとする研究成果を発表した。
同センターによると、患者には毎日、唾液検体によるPCR検査を行い、4日目の時点でうがいをした患者の陽性率が9.5%だったのに対し、うがいをしなかった患者は40%だったという。
府と同センターは今後、宿泊施設で療養する軽症・無症状患者計2千人の同意を得て、同センターによる臨床研究を拡大。ポビドンヨードによる重症化予防効果を検証する方針だ。重症化しやすい高齢者や基礎疾患のある軽症患者への活用を視野に、医療機関への情報提供も行う。
また府民への呼びかけとして、発熱などの症状のある人、接待を伴う飲食店の従業員、医療従事者などに、うがい薬の使用の励行を求めた。
4日の記者会見には吉村洋文知事らが出席。臨床研究は今後、同センターの倫理委員会の審査を経る必要があり、「研究途中の発表は前のめりでは」との質問も飛んだが、吉村氏は「成果が出るか出ないかは分からないが、やってみるだけの価値はあると思っている」と主張。松井一郎大阪市長は「結果が出たのに、黙っていろと言うのか」と不快感を示した。
一方、薬局などでは4日午後、府の発表に反応した客が殺到し、うがい薬が店頭から消えた。大阪市中央区の薬局ではうがい薬「イソジン」が15本ほど売れ在庫がなくなった。女性店員は「いつもは売れても1日2~3本。何が起きたのかと思った」と驚いていた。
ポビドンヨードヨウ素の酸化作用を利用した抗微生物成分。うがい薬に広く使用されている。製薬各社は「重症化予防の効果があると現時点では言えない」(シオノギヘルスケア)と一様に慎重だが、「今回の研究成果は大変興味深い」(明治)という期待感も。需要に応じて生産体制を整えていくという。

 

日本経済新聞より)

 

出典:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62272190U0A800C2AC8000/

 

  ほとんど、昔の「発掘!あるある大事典」(フジテレビ)みたいな話だな。あの番組で紹介された食品が馬鹿売れしたとかいう話がよくあったが、最後には捏造が発覚したかなんかで番組が打ち切られたんじゃなかったっけ。

 吉村に対するお追従のコメントを出した明治製薬の評判は地に堕ちたな。あと日経の記事の信頼度の低さも改めて示された。吉村の妄言をほとんど無批判で垂れ流している。

 

 日経記事についた「はてなブックマーク」の人気コメントより。

 

b.hatena.ne.jp

 

新型コロナ:うがい薬で重症化予防? 新型コロナ、大阪府など研究  :日本経済新聞

これ口腔内のウイルス一掃するだけのことを歪曲して予防薬扱いしてるばかりか、陽性になりたくない人がPCR偽陰性をゲットするためのクソハックまで提供してて、維新って本当に救いようのない害悪政党だなぁと…

2020/08/04 17:17

b.hatena.ne.jp

 

新型コロナ:うがい薬で重症化予防? 新型コロナ、大阪府など研究  :日本経済新聞

意図的に偽陰性を狙う行為と同じに思えるんだけど大丈夫なの、、ドラッグストアでまたパニック&買い占め転売が起きそうだし、迷惑すぎないか大阪

2020/08/04 16:10

b.hatena.ne.jp

 

新型コロナ:うがい薬で重症化予防? 新型コロナ、大阪府など研究  :日本経済新聞

そら喉というか口の中清潔にするんやからウイルス量は減るやろ、そしてそれは重症化とは一切関係無い事ぐらいわかるやろ。アホや、限りなくアホや/なお唾液PCR検査が漏れなくゴミ化する模様

2020/08/04 16:46

b.hatena.ne.jp

 

 以下はTwitterより。

 

 

 

 「K値」の次はイソジン*1か。開いた口は死ぬまで塞がりそうにもない。

*1:「衣塑人」という当て字を思い浮かべてしまった。あの人の弟も相当なトンデモ人士だそうだ。

自民党は河井夫妻の1.5億円「押収され関係書類ない」と言うが、実は内閣機密費だからでは

 広島の河井克行・案里の極悪夫妻の件は最近ほとんど取り上げていなかった。

 くろかわしげる(黒川滋)氏のツイートより。

 

 

 「実は内閣機密費では」とは前から言われているし、私も多分そうだろうなと思っているし、いわゆる「公然の秘密」というやつではないかと思う。けれどもなかなか正面切って書く人は少ないので、くろかわ氏のツイートを取り上げた次第。

 上記ツイートからリンクされている毎日新聞記事は珍しく無料のようなので、以下に引用する。

 

mainichi.jp

 

自民、河井夫妻の1.5億円「押収され関係書類ない」 党独自再調査は「困難」

 

毎日新聞 2020年8月3日 17時38分(最終更新 8月3日 20時22分)

 

 自民党の林幹雄幹事長代理は3日、公職選挙法違反事件で起訴された前法相で衆院議員の河井克行被告と、妻で参院議員の案里被告がそれぞれ支部長を務める政党支部に、党本部から提供された1億5000万円について党独自の再調査が困難であるとの認識を示した。同席した二階俊博幹事長の記者会見で語った。「(支部側の)関係書類が(検察に)押収されていて、(政治資金を所管する)総務省に報告もできない状況だ」と述べた。

 

 そのうえで林氏は「買収に使われるということは全くない。きっちりとは言わないが、大概は広報に使われている」と説明。二階氏も「買収資金なんてことはあってはならない。あれば事件になっているはずだ」と言葉を足し、改めて事件との関連性を否定した。【野間口陽】

 

出典:https://mainichi.jp/articles/20200803/k00/00m/040/150000c

 

 

大阪維新の会の政党支持率が急落している模様(三春充希氏のツイートより)

 寝る前に公開した世論調査の記事で、大事なことを書き忘れていた。

 大阪維新の会政党支持率が急落しているのだ。

 一時、立憲民主党の支持率に迫るかと思われた維新の支持率がここにきて急落し、下記三春充希氏のツイートに貼られたグラフを参照すると、最盛期の約5.6%から約3.4%へと、約2.2ポイントも支持率が下落している。この間立民の支持率も約1.2ポイント下落しているが、維新の下落幅の方が大きい。現在は、共産、公明、維新の3党の支持率が同じくらいだ。

 

 

 おそらく、一時もてはやされた吉村洋文の「大阪モデル」や吉村府政が参考にした「K値」の評判が、大阪府での陽性者急増でメッキが剥がれた影響が大きいと思われる。

 同じ三春氏のツイートに「競合野党数」という興味深い指標が示されている。

 

 

 7月初めには「競合野党数」は2.1だったが、1か月で1.8にまで落ちた。

 「第3極」というと、私などは維新のほかに某新選組も想起するのだが、あの党の支持率はしれているので、これはやはり維新の支持率低下を反映したものだろう。

 しかし、野党4党の支持率合計も伸びていない。

 

 

 いうまでもないが、上記のグラフには維新と新選組の両「ゆ」党は含まれない。

 今のところ野党は自民や維新の支持率低下の受け皿にはなっていないようだ。もっとも無理にそれを狙って無用な右傾化をされてもたまったものではないが。

「JNN世論調査、内閣支持率35.4%で最低を記録」(TBS)

 JNN世論調査安倍内閣の支持率が先月より下がった。下記はTBSニュースへのリンク。

 

news.tbs.co.jp

 

 いうまでもなく、直近の新型コロナウイルス感染症の陽性者が増えているにもかかわらず、臨時国会を開こうともせず記者会見にもほとんど出てこない安倍晋三が不信感を招いているものだろう。

 新型コロナさえなければ、国会を閉じれば支持率は上がっていただろう。だが今は非常時だ。去年まで通用した作戦は、今年は通用しないのだ。

 そうはいってもJNN調査では支持率が35.4%もあるではないかと言う人もいるだろう。ただ、ここで注意すべきは、JNN世論調査というのは、大多数の人を支持か不支持かに分けてしまう傾向があるということだ。今回の調査では不支持率は62.2%に達している。ここが二度聞きしない朝日新聞や、第三の選択肢があった少し前までの毎日新聞世論調査とは違うところだ。これを均す一つの方法としては、支持と不支持の和に対する支持の割合を見ることではないかと思う。今回のJNNでこれを計算すると36.3%になる。一方、先月の朝日新聞世論調査では、内閣支持率が33%、同不支持率が50%だったから、支持と不支持の和に対する支持の割合は39.8%で、今回のJNNより高い。なお先月初めに行われた前回のJNN世論調査では内閣支持率が38.2%、同不支持率が59.8%だったから、支持と不支持の和に対する支持の割合は39.0%だ。JNNは第1週、朝日新聞は第3週調査が行われるから、7月第3週から8月第1週までの間の2週間で内閣支持率が低下したとみて良いのではないか。

 以上は多分に感覚的な議論だから、今やその道の第一人者と言っても良いであろう三春充希氏のツイートへのリンクを下記に示す。

 

 

 

 人間誰しも自分の命が脅威にさらされていると思えば本気になる。安倍内閣の支持率が低下しているのは、そういうことだろう。

 

「何が何でも緊急事態宣言再発令はやらない」安倍政権と、西浦博を批判して「K値」を宣伝してきた「日刊ゲンダイ」は同じ立場に立っているのではないか

 昨日(8/2)の夕方、久しぶりに御茶ノ水丸善と神保町の三省堂書店に行ってきた。東京堂書店は4月以降ずっと土日と祝日は店を開けていない。昨日も閉まっていた。

 なぜ昨日行ったかというと、また緊急事態宣言が発令されたら閉まってしまうと思ったからだ。4月から7月までの間には一度も行かなかったというか、緊急事態宣言中(4,5月)はそもそも開いていなかったし、その後もなかなか足を向ける気にならなかったのだった。

 本屋に入っても特に懐かしさを感じるでもなく、本当に何か月も来ていなかったのかという不思議な感覚だった。そもそも今年は季節感覚も何もなく、気がついたら何か月も過ぎていた。えっ、もう8月なのか、今年は何もしていないじゃないかとも思うが、仕事の方は緊急事態宣言中の在宅勤務では思うように進まなかった分を取り返せと言われているので、6月以降はいつもの年より忙しく、自由時間が減った上に疲れがたまる。そのくせ、時間が過ぎたあとは「光陰矢のごとし」に思えてしまう。まったく、なんて年なんだろう。とにかく今年は人間らしい生活ができていない。

 

 ところで緊急事態宣言の再発令は、現在の安倍政権は「何が何でもやらない」という姿勢だ。今年3月に特措法が改定された時に山尾志桜里が「造反」し、山本太郎と「山山コンビ」を組んで気勢を上げていたが、当時「造反者に拍手喝采を!」と言っていた人たちは現状をどうとらえているのだろうか。

 このままだと、大きな犠牲が出て初めて緊急事態が再発令されて人の流れを止めざるを得なくなり、秋解散どころでなくなった安倍晋三が13年ぶりに政権を投げ出す、などという流れになることもあり得る。

 人間社会に働くもっとも強い力は惰性力だが、一般に安倍政権批判側に属すると思われている「日刊ゲンダイ」が、最近になってもまだ西浦博を批判し続ける一方、宮沢孝幸を執筆陣に入れて「K値」を宣伝するという倒錯した紙面を作り続けているのは、ゲンダイも絶叫していたに違いない特措法改定反対当時の惰性力が今も働き続いていると考えられる。

 「K値」に関して、今日も勝川俊雄氏のツイートを2件引く。

 

 

 「K値」にとびついたポピュリスト政治家といえば吉村洋文だが、ふと山本太郎東京都知事だったら、もしかしたら吉村同様「K値」に飛びついたのではなかろうかと思った。現に山本応援陣に属する「日刊ゲンダイ」も飛びついたのだから。

 

 

 大阪府も安倍政権も「K値」をオフィシャルな指標として取り入れることはやらなかったが、「K値」を「参考にした」ことは間違いない。大阪府は言わずもがなだが、安倍政権についても西村康稔の発言などからそのことは容易に看て取れる。

 それが、現在の「緊急事態再発令なんか、何が何でもやらない」というかたくなな同政権の姿勢につながっているとみるべきだろう。

 結果的に、移動の自由を止めてはならないという一点で、安倍政権と「リベラル・左派」の一部は同じ立場に立っているわけだ。後者には、立民・民民・共産・社民の4党は含まれない。このうち共産党だけは特措法改定に反対したが、その後は安易な人の流れの解禁には批判的なはずだ。だが同党も、特措法改定反対の総括ができているかどうかは疑わしい。

 なお私はある時期からあとには、そもそも法改正の必要などなく、時間の無駄だという理由で改定に反対していた。新型コロナウイルスの感染力が異様なまでに強く、これは人と人との接触機会を少なくするしかないな、と思うようになったのは法改正が審議されている最中のことであり、私も法改正の話が最初に報じられた時には脊髄反射的に「緊急事態宣言などもってのほか」と言っていた。いつ意見が変わったかというと、3月上旬あたりだろうか。2月末に安倍政権が打ち出した「一斉休校」を最初は批判したが、その後1週間ほどか10日ほどかなどは覚えていないが立場を変え、そのことをこのブログに書いた覚えがある。

 私のように早く立場を変えた者がなかなか立場を変えない者を批判するのはあまりほめられたものではないかもしれないが、このままだととんでもない事態に至りかねないという強い危機感を持つので、あえてこの記事を公開する次第。

安倍晋三が前回「職場放棄」したのは2007年

 

 

 

 いえ、それは2007年です。

 当時私はブログを始めて2年目。「安倍を終わらせる」AbEndとかいう造語を作ってブログキャンペーンをやっていた。もちろんキャンペーンの影響力など皆無だったが、安倍晋三が自滅して政権を投げ出すという夢のような出来事だった。

 しかし、安倍の後任だった福田康夫も翌2008年9月1日に政権を投げ出す辞意表明をやった。あの日の夜、ニュースでこれを知ってとてつもなく暗い予感に襲われた。このことはこの日記に何度か書いた。

 ちなみに、その前日の2008年8月31日、反貧困キャラバンが当時私が住んでいた香川県高松市にやってきた。その日、来賓として挨拶したのが、今をときめく(?)小川淳也衆院議員だった。小川議員の来賓挨拶に対しては、聴衆の反応は微妙だったかな。挨拶は熱血系の口調だったが、どこか上滑りした印象があった。最近の小川議員も、当時と全然変わってないよなあとよく思う。

 今回も本当に安倍が政権を投げ出すかどうかはわからないが、狙っていた秋解散も難しくなって、気持ちが切れかかっている可能性はあろうかと思う。

 もしそうなれば、今度こそ安倍の政治生命を断ち切らなければならない。

 前回は、内田樹や「『右』も『左』もない」ブロガーの「喜八」が、「水に落ちた犬は打たない」とかなんとか言い出して安倍にとどめを刺す機運に水を差し、安倍を政治的に延命させてしまった。これが2012年の安倍復活を招いた。

 同じ誤りを繰り返してはならない。