kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

米大統領選で「不正選挙」論を垂れ流すヤマシン。「ドミニオン」はアメリカの「ムサシ」か(呆)

 Twitterを見ていたら、ヤマシン(「山本太郎信者」)がトランプの「不正選挙」論に乗っかっている例がまた晒されていた。

 

 

 同じヤマシンは下記のツイートも発していた。

 

 

 彼らにしてみれば「ドミニオン」とは昔オザシン(「小沢信者」)が絶叫していた「ムサシ」と同じような「不正投票マシン」のメーカーらしい。

 トランプやその信者、あるいは日本のネトウヨ(それも百田尚樹や有本香などの「大物」も含む)は、権力側にありながら「陰謀論」を垂れ流すという荒唐無稽な存在に成り下がっていることはいうまでもない。夕刊フジなどの極右イエローペーパーは、さすがに不正選挙論までは垂れ流していないようだが、バイデン「親中政権」云々といった馬鹿げた大見出しを掲げている。

 事実は全く逆で、中国(やロシア)にとっては、勝手に自国民を分断してアメリカの国力を衰えさせてくれるトランプの方がよっぽどありがたい大統領であって、バイデンなんかになられた日にはやりにくくて仕方がない。だから中国はバイデンの当確に祝意を表さなかった。欧州諸国が諸手を挙げてバイデン当確を祝福したこととは好対照だった。

 その意味でも、日米のネトウヨや彼らに支えられたトランプは有害無益以外の何物でもないが、日本の場合は困った事情がある。

 それは、かつてオザシンどもが「不正選挙」論をがなり立てていた頃、「信者」にはさすがに該当しない小沢支持者を含む「リベラル」たちが、彼らを批判できなかったことだ。あの時身内の暴走を咎め立てできなかった彼らに、今のネトウヨや、最初に掲げたトランプの「不正選挙」論に乗っかるヤマシンを批判する資格はない。

 ことに日本のネット言論では、政権批判側に陰謀論者たちが多すぎた。「きっこ」や「世に倦む日日」がその代表格だ(注:今回の米大統領選に関する話ではない)。

 これは私を含めた話だが、身内が発する陰謀論に対する反政権側の批判が弱すぎた。これが現在の惨状を招いた。

 やはり陰謀論は諸悪の根源だ。(国内ではないがアメリカの)権力に陰謀論をばら撒かれ、それに靡く人間が多数出た今、それを痛感する。