結局今日は午後の仕事をお休み。但し夕方には敗者、もとい歯医者に行く。朝日の情勢調査を読売と比較したいと思っているがまだ載ってなさそう。明日かな。朝日は終盤は全選挙区についてはやらないはずだから、買うのは序盤の情勢が載っている日だけで良い。
東京は12月並みの寒さとのことだが雨はごく弱い。プロ野球の試合開催くらいはできそうだったが、今日のヤクルト対広島は中止だそうだ。予告先発は高梨で広島が床田だったから、昨日の結果を考えてもやったら8割方ヤクルトの負けだった。とはいえ例年もともとのスケジュールからはみ出た最終盤戦の試合の開催可否は連盟管理、つまり日本プロ野球機構が決める権限を持っているはずだから、今日の中止はヤクルト球団が決めたわけではないと思う。やり方が昔と違うというなら話は別だが。まあ今日の中止はとりあえずはスワローズにとってはラッキーだろう。床田はタイガースキラー(3勝1敗、防御率2.45)*1だからタイガース戦に先発すれば良い。月曜日に甲子園で負けた九里は最多勝がかかっているが阪神戦はあまり良くない(1勝3敗、防御率4.98)。しかしタイトルがかかっているから、昨日の中日・柳(彼は「投手四冠」を狙って阪神に挑んだが簡単にKOされた)と同様、日曜日のタイガース戦は床田ではなく九里なんだろうな。もう一人、タイガース戦での登板が予想される森下は阪神戦2勝1敗だが、春先に甲子園で打たれた試合があるから対戦防御率は3.71だ。この森下は大瀬良と並ぶスワローズの天敵で、大瀬良が今年「だけ」はなぜかスワローズに打たれている(0勝2敗、防御率5.56)のに対し、森下は今年もスワローズを抑え込んでいる(1勝1敗だが防御率1.18)。この投手が出てくる試合はスワローズにとって非常に厳しい。今日の中止が最終的にどういう結果を招くかはわからない。
しかしこう見てみると、カープはさすがに少し前に3連覇しただけあって投打ともに地力がある。問題は監督だが、終盤の好調が球団に好感されたなら、来年も同じ監督がやるのかもしれない。読売も現監督の限界が明らかであるにもかかわらず監督が代わらないらしいから、他の4球団にとっては来年は(阪神とヤクルトの場合は今年もだが)大いにチャンスがあると思われる。
下手にヤクルトが優勝争いをしているために長々と余計なことを書いてしまったが、政治関係でもっとも注目したのは、例の「東京8区騒動」で「意外な犯人」がほぼ明らかになったことだ。もっとも、私が小沢一郎だの平野博文だのばかりを疑っていたから「意外」だっただけで、週刊誌に実名が出るなどそれなりに関与が取り沙汰されていた人物ではある。週刊誌に名前が出た時点でかなり疑うようになったが、自らの口から発した言葉によって、疑惑はほぼ確実になった。
その人の名は手塚仁雄(よしお)。衆院選に東京5区から立候補している。
手塚よしおさん、れいわ新選組の街宣で「上司の悪口はいいたくありませんが、太郎さんはずっと野党共闘しようと言っていた」
— 💙みみやん🐾変えよう💙 (@Komomo_mx) 2021年10月21日
つまりれいわとの窓口となって調整に失敗したのは手塚さんだったということは確かですね。
悪口言いたくない上司って誰ですか?
「上司の悪口はいいたくありませんが」か。嫌な物言いだね。もちろん上司とは立民の都連会長・長妻昭のことだろう。手塚は幹事長だ。
長妻と某組との絡みでは、まだ某組に勢いがあった昨年2月頃、下記ツイートが指摘する一件があった。
記事読んだけど、山本太郎ムカつくなぁ笑
— 𝔻𝔸𝕀ℂℍ𝕀 #比例は共産党 (@bump_ok_garden) 2020年2月28日
あと記者と登場してる政治学者も適当すぎない?笑
東京に候補者を立てないで……れいわ「山本太郎」が立民幹部の要請を“小っちぇ”と嗤う https://t.co/fby0umAQDD
ツイート主は共産党支持のようだから、この頃から共産党支持者は山本太郎から心が離れつつあった一例といえる。私も当時の週刊新潮の記事を覚えているが、山本に「『小っちぇ』と嗤われた」立民幹部が確か長妻だった。当然、長妻はこの経緯から山本に対して不快感を持っただろうから、長妻が山本に便宜を図ってやったとは信じられなかった。しかしながら、手塚についてはわからないな、とも思っていた。
おそらく、某組に共感するところが少なくない手塚と都連会長の長妻とで東京8区の野党統一候補選定についての意見が違っていたのだろう。
都連の対応に問題があったとは各方面から指摘がありましたが、その当事者は予想を違わずでした!
— 💙みみやん🐾変えよう💙 (@Komomo_mx) 2021年10月21日
手塚さん、こんな事も言ってたらしいです…。
— 🤍🍀🌈たまみん🌈🍀🤍 (@a_tamami_f) 2021年10月21日
『比例は立憲以外に』と言ってるも同然😠 pic.twitter.com/JJtsGi0RzM
これは驚きだ。手塚は相当な某組シンパなのだろう。これでは手塚仁雄が主犯、あるいは手塚と山本太郎が共同正犯ということになり、小沢や平野は従犯になってしまう。しかしそれが事実に近いのだろう
神子島慶洋氏は東京5区の有権者であるらしく、下記のツイートを発信している。
手塚よしお氏が山本太郎の東京8区擁立騒動に絡んでいたという週刊誌報道もあったが、ほかならぬ手塚氏本人がれいわの街宣で発言したことから、その疑惑が裏づけられたように感じる。自分が対立候補を立てられそうになったからといって、前途ある東京8区の若手候補者を犠牲にしても良いというのか。
— 神子島慶洋⊿ (@kgssazen) 2021年10月22日
犯人の自白で決着した『一幕の喜劇』といったところか。
手塚よしお氏を全力で応援しようと思っていた自分が恥ずかしくなってきた。それでも「鼻をつまんで」同氏に投票するつもりだが、少なくとも積極的に応援する気は失せた。土曜日の手塚氏の自由が丘街宣に行く予定だったが、これを取りやめて菅直人氏の証紙貼りボランティアに行くつもりだ。
— 神子島慶洋⊿ (@kgssazen) 2021年10月22日
東京5区の某組候補予定者だった中村美香子氏は、ああいう騒動の決着だったにもかかわらず選挙区からの立候補を取り止めた。失敗に終わったとはいえ、山本も「恩を仇で返す真似はしないでおこう」と思ったのかもしれない。
そして、「枝野幸男ら立民幹部も何かを隠している」という、私を含む多くの人が持った感覚はやはり正しかった。ある意味、某組以上に立民の責任が重い一件だった。
本来なら選挙中でもあり蒸し返すべき話ではなかったが、容疑者が事実上の自白をした以上、この一件を批判しないで済ませるわけにはいかない。