このツイートには最初目を疑った。
先日のNHK世論調査でも、防衛費増額の財源の回答として国債・増税を選ぶ割合は共に10%強だった。これは1つのサンプルではあるよね。 https://t.co/Px7eUZyTkZ
— あかかもめ@💙💛万系一世ムミーン (@ydfbIDp2xc2titA) 2022年10月21日
えーっ、それなら残り8割弱の人たちは社会保障費が削られても良いと考えてるのかよ、と一瞬思ったが、いや、何も考えてないんだろうなと思い直した。
https://t.co/s9dmRL6cEB
— あかかもめ@💙💛万系一世ムミーン (@ydfbIDp2xc2titA) 2022年10月21日
これがデータね。でも予算の組み換え(他の予算を削る)が6割いるのは驚いた。少し考えれば社会保障まで削減せざるを得なくなるのはわかりそうなもんなのだが・・ 立憲の政策の歯切れが悪いのもこれを見ると納得がいく。
ほんと、そうだよなあ。
上記ツイートからリンクされたNHKのサイトを見ると、防衛費(軍事費)増額に対して賛成55%、反対29%となっており、まだまだ賛成の人が反対の人の倍近くいる。
そして賛成と答えた人に財源を聞くと、「増税」16%、「国債の発行」19%、「ほかの予算を削る」61%となっている。
「賛成」55%のさらに61%だから、掛け算して34%、つまり3分の1の人たちが「ほかの予算を削って防衛費を増額すべきだ」との意見を持っていることになる。しかし、そのうちどれだけの人が「ほかの予算」に社会保障が含まれると理解しているかははなはだ疑わしい。
これには、この政策の旗振り役がメディアの統制に躍起になっていた故安倍晋三だったから、メディアが安倍に忖度して指摘しなかった影響が大きいと思うが、安倍が死んだあとの現在でもこのていたらくだから頭が痛い。
かてて加えて野党第一党の代表があのざまだからどうしようもない。しかし「立憲の政策の歯切れが悪いのもこれを見ると納得がいく」と仰る呟きの主は、いささか立民(泉健太)に甘過ぎるのではなかろうかとも思った。