泉健太を揶揄するツイートを平然と発信する立民衆院愛知10区総支部長・藤原規眞(のりまさ)氏のツイートより。
【共闘】も【身を切る改革】も、決して短くない期間、特定の意味を込めて用いられ続けた言葉だ。
— 藤原のりまさ(立憲民主党 愛知10区) (@CDP_AICHI10) 2023年1月12日
唐突に異なる意味で用いても理解は得られない。少なくとも私は理解できない。
「うまい、やすい、はやい」を松屋さんが使うようなものでしょうか、、。
— さくま一生(立憲民主党 豊島区議会議員) (@issei_Komagome) 2023年1月12日
言い得て妙ですね。
— 藤原のりまさ(立憲民主党 愛知10区) (@CDP_AICHI10) 2023年1月12日
私の意味するところの〇〇、が通用すると思っておられるとみます。
おめでたい話です。
いやはや、ここまで書くかと感心する。
しかし最初のツイートに対して意味不明の泉擁護の反応をした人もいる。
最初は戸惑いましたが、立憲がその言葉を使うことで維新の存在感をここまでなくせるのかと、と策士ぶりに感服しています
— Detox (@yu20220805) 2023年1月12日
共闘により維新の立憲批判を抑えこんだことで国会運営は立憲主導になりました
身を切る改革は立憲の行政改革こそ、その名に相応しいので、アピール合戦が楽しみです
すさまじいまでのエクストリーム泉擁護だな。
私なんか「身を切る改革」というだけで拒絶反応が出るけど。
藤原氏がツイートを発信直前に、下記ツイートに泉が反応していた。
立憲民主党の泉代表が、よりによっ「維新」の「身を切る改革」というフレーズを引用して「連携出来る」と発言したのは、党の存在意義を否定するようなもので全く理解出来ない。何故なら「維新」の「身を切る改革」は、行政サービスの削減により市民の権利保障を蔑ろにする行為。新自由主義そのもの。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) 2023年1月10日
そうだよなあと私も思うのだが、泉は下記の反論をした。
正確な私の発言は『国会議員の身を切る改革』です。どうか正しくご理解を。
— 泉健太🌎立憲民主党代表 (@izmkenta) 2023年1月12日
そして立憲民主党はベーシックサービスと賃上げを推進する党です。これからも全国で訴えてまいります。
一方、基金や特別会計など水ぶくれ予算の改革は進めねばなりません。 https://t.co/TOdkkWZeS2
私にはそんなの行政サービスの削減とほとんど変わらないじゃん、としか思えなかったが、記事の冒頭にリンクした藤原氏のツイートは明らかにこの泉のツイートを受けて発信されたものだろう。
泉のツイートには下記の反応があった。
国会議員が身を切る改革()をやって、民間が潤うはずもなく。国会議員は堂々と報酬を受け取ってそれに相応しい仕事をすれば良い。
— Tigrex (@SerphRider) 2023年1月13日
無駄を省く、削るという発想が既に駄目。
「国会議員の身を切る」のは不正な、或いは国民と相反する利益を得ることを厳しく制限するものであるべきで、単純に報酬を減らすといった「議員の価値を下げるもの」ではダメです。議員は、そんな安い仕事であってはいけませんから。
— タケタケC (@C99104747) 2023年1月12日
なぜ、国民のために懸命に働く国会議員の身を切らなければならないのですか?
— さとうしお(砂糖) (@satoushio14) 2023年1月12日
賃上げが実現する際の“国民”には懸命に働く国会議員は含まれないのですか?
素朴な疑問でして…。すみません🙇♂️
私は上記3件のツイートに共感する。
政治家自身の「身を切る改革」であろうが、それは何らかの政府支出(軍事費を除く)を削減するための言い訳に使われたり、民間の賃上げを抑制したい経営者側の口実に使われて賃上げ抑制効果をもたらしたりする。百害あって一利なしである。
従って、泉の言い分を「正しく理解」したところで、泉が新自由主義者であるという私の認定は変わらない。