昨年秋に公開した下記記事にも書いた通り、「給付付き税額控除」自体はミルトン・フリードマンの「負の所得税」と同じ発想の、新自由主義界隈でも認められている政策に過ぎない。
しかし、その程度の政策でもダメだ、減税でなければならないと叫ぶのが現在の「減税主義者」たちであり、本当にどうしようもない。
ところで立民で減税に強硬な長老の一人が小沢一郎だが、その小沢の旧悪を蒸し返した人がいた。
新進党は1996年10月総選挙で所得税・法人税半減による18兆円減税を公約。結果、敗北した。日本国民の多くはあまりに非現実的な減税を打ち出す政党を支持しなかったということ。
— 竹中 治堅/ Haru Takenaka 🇺🇦 (@westlinen) 2025年4月13日
そもそも小沢の昔からの政策は、所得税と法人税の大減税と、それを補う消費税の増税だった。
以下、上川龍之進「財政再建の呪縛」(2021)からの引用。著者は立命館大学の研究者の方らしい。


つまり、2007年晩秋の「大連立構想」、これには当時弊ブログも大反対したが、この時にはまだ小沢は消費税増税論者だったわけだ。それが政局の都合でその後消費税増税を言わなくなったばかりか消費税率引き上げ反対、さらには消費税減税を言うようになった。ひたすら政局の都合による。
それにしても、そもそもの発想が所得税と法人税の大減税からきているから、小沢の思想の根っこは過激な新自由主義そのものなのである。
1996なので若い方は知らんでしょうね。この減税公約、私も明確に覚えている。如何に選挙目当ての無責任な公約だったかと。少なくとも当時会社員の私にはそう映った。その後の新進党はご案内の通り。当時の選挙広報等をネット上で探すが見つからず。こりゃあ国立国会図書館に行くしかないか。#錬 https://t.co/jYIr1SuJeE
— 高木錬太郎(たかぎれんたろう) (@takagirentaro) 2025年4月18日
私には1993年当時の小沢の主張の方が印象深いので、新進党の時も「またか」と思った程度だった。私には、当時の小沢は自民党を「右」から批判していたとしか思えなかったし、その見解は今でも変わっていない。
ほら見つけてきてやったぞhttps://t.co/FCHadDLXPk https://t.co/STpZkScVCg
— 軍畑先輩 (@ixabata) 2025年4月18日
見てしまった。
オエ。吐き気がする。