kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

文学

カズオ・イシグロの『日の名残り』と日韓関係に見る「ニッポンジンの常識は世界の非常識」

ニッポンの常識は世界の非常識。最近、これを思い起こさせる読書体験が相次いだため、読書ブログにばかり割く時間が増えてメインブログであるこちらの日記の記事がやや手薄になってしまっていた。 村上春樹とカズオ・イシグロという「日本スゴイ」系の人たち…

占領下北京発、幻の雑誌見つかる 終戦間際に体制批判も(朝日)

なぜか朝日新聞(1/6)に載った毎日新聞社絡みの記事。 http://www.asahi.com/articles/ASHDK6FCSHDKUCVL026.html 占領下北京発、幻の雑誌見つかる 終戦間際に体制批判も 高津祐典 2016年1月6日05時03分 第2次大戦末期、日本占領下の中国・北京で刊行されな…

旧字旧仮名

戦争を挟んだ時期に創作活動をしていた作家には、「旧字旧仮名」にこだわった人たちが多い。最近接した文学作品の作家について言えば、内田百間(ひゃっけん=「けん」は正しくは門構えに月)、斎藤茂吉、石川淳などがそうだ。斎藤茂吉の倅・北杜夫の処女長…

茂吉、友人の再婚うらやむ一首 絵はがきなど24通発見(朝日)

https://twitter.com/mtcedar1972/status/460713397487562753 折も折、友人・吉井勇の再婚を茂吉が羨む手紙が出てきたそうで http://t.asahi.com/elmq 茂吉のエロエロ振りも酷いもんだったんだ>北杜夫『茂吉彷徨』を読む - kojitakenの日記 (id:kojitaken) …

辺見庸『死と滅亡のパンセ』から音楽関係者の戦争責任を連想する

先月末、下記辺見庸の著作を読んだ。 死と滅亡のパンセ作者: 辺見庸出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2012/04/27メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 34回この商品を含むブログ (3件) を見る この本については、きまぐれな日々 マスメディアが作る「橋下…

クロイツェル・ソナタ

そういえば、トルストイの『クロイツェル・ソナタ』って、まだ読んだことがないのだった。ベートーヴェンの有名なヴァイオリンとピアノのためのソナタに触発されて書いた、背徳を描いた小説だとは聞いていたが、ベートーヴェンの音楽の方はもうずっと昔から…