早いもので、アメリカ大統領選もそうだけれど、前回の東京都知事選からもう3年が経とうとしていて、来年には次期の選挙が行われる。で、二階俊博が小池百合子の支持を公言して話題になっている。これに関するツイートを拾った。
2000年以降の日本の政治でおなじみの風景です
— Shin Hori (@ShinHori1) March 5, 2019
(1)自民系の中から“反逆者”が立ち上がって“改革”や“既得権益打破”を叫ぶ
→(2)自民系内部の改革派と抵抗勢力の戦いで盛り上がり、野党の影が薄れる
→(3)大衆を扇動して当選して公務員叩きなどで人気を確保
→(4)結局は自民党を補完・強化する立場になる https://t.co/QWNutDFBy4
3年前、小池百合子が当選した前後の、共産党やその支持者を含むリベラル・左派・左翼の小池に対するすり寄りぶりは醜悪の一語に尽きた。小池百合子と民進党(蓮舫)との連携に「ワクワク」した旧民主党支持系「リベラル」の御仁もいれば、某所では小池讃歌を延々と歌い続け、旗色が悪くなると某所で発言すること自体を止めてしまった共産党支持の法曹関係者もいた。さらには、2017年の新春のことばで小池にすり寄った某区選出の共産党都議もいた。この人は、2000年代に3度に渡って衆議院選挙の某選挙区から共産党公認で立候補したこともある都議の大物だ。
そして、彼らにも増してどうしようもない醜悪の極致が、「小池が自民党に推されるなら対立候補を立てる」などと抜かしたらしい下記の御仁だ。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019030501051&g=pol
都知事選、対抗馬擁立も=自由・小沢氏、自民が小池氏支持なら
2019年03月05日18時27分
上記時事通信の記事の見出しに「自民が小池氏支持なら」と書かれているところが笑える。小池を自民党が担がないのならこの御仁は対抗馬を立てないかもしれないと示唆しているからだ。事実この御仁は、一昨年の「希望の党」設立劇に深く関与したあげく、小池に切り捨てられてしまった。そのことへの反省はこの御仁には一切見られない。
とうとう「原発再稼働容認」にまで舵を切ったこの御仁。山本太郎はいつまでこの御仁について行くのだろうか。
そういえばこの御仁、二階俊博とは結構長い間同じ政党にいたのだった。二階は正真正銘の自民党国会議員だが、この御仁も「自民党の補完勢力」以外の何物でもあるまい。