kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

"1991年まで日本社会党は組織原則として民主集中制。党内派閥(分派)は容認され、議論も全く自由。その上で党内抗争はあったが、それも党内民主主義なんじゃないかな。自分の経験からは、民主集中制やめて議員政党になってしまって下部の声が無視されるようになったと思う。"(北村巌氏)

 まことん氏のリツイート経由で下記ツイートを知る。

 

 

 このことは私も少し前に社会党の規約を調べて初めて認識し、弊ブログにこれに関する記事も公開した。

 1991年までの社会党は確かに、民主集中制はとっていたが分派は容認されていた。

 上記ツイートでは「自分の経験からは、民主集中制やめて議員政党になってしまって下部の声が無視されるようになった」という部分に注目した。

 私は前述の記事に、問題は民主集中制そのものではなく分派禁止の条項だとの結論を書いたのだが、まさにそれを裏打ちするようなツイートだと思ったのだ。

 

 

 当然そういうことになる。「敵の本丸は『分派禁止条項』だ」というのが私の認識だ。

 下記は上記2件目のツイートへの共産党員と思われる方の反応。

 

 

 現にこういう告発がある。共産党の「土台」が大きく揺らいでいるわけだ。マルクスのいう「土台が上部構造を規定する」の「土台」とは経済の構造を指すのだろうが、私は前々からこの言葉は政党などの結社にも当てはまるのではないかとの仮説を立てている。

 

 下記は北村巌氏の最初のツイートへの反応。

 

 

 そうなんですよ。「民主集中制」自体が間違っているわけではないと私も思います。