今回の衆院東京15区補選で小池百合子一派が「やらかした」今、警戒すべき敵はその小池一派+民民連合軍が応援する乙武洋匡、維新の金沢結衣、それに手塚仁雄が増長させたのではないかと私が疑っている須藤元気の3陣営ということになるが、中でも「5年弱で1万5千回辻立ちした」(つまり活動開始は2019年と確定できる)という金沢をもっとも警戒している。ただ、私自身が金沢に遭遇したことはただの一度もない(ひと頃はあの柿沢未途には何度も遭遇したものだ)。
その金沢が3月26日に下記のXをポストしていた。
黒のスーツへと着替えて、地元の方にお声かけ頂いた、靖国神社の正式参拝へ参列いたしました。
— 金澤 ゆい|衆議院 東京15区(江東区) 支部長 日本維新の会|マーケティング (@kanazawa_yui) 2024年3月26日
数多の英霊が生前どんな想いで後世に何を遺したかったのか。
思いを馳せながら参列させて頂きました。… pic.twitter.com/hjYaIRRU9i
金沢のプロフィールを見ると、2013年から19年まで大阪で過ごしていたとのことで、その期間に維新に推進したのだろう。上記Xからもわかる通り、維新にありがちな新自由主義と極右の二刀流の人のようだ。
上記金沢のXは、下記X経由で知った。
前回衆院選に同区から出ておりまともな人(と認識されていそう)だから手強いなと思ってます。乙武とか須藤とかより全然。
— nks🍈 (@Yuki37167516) 2024年4月9日
私も金沢は「乙武や須藤とかより全然手強い」と思う。
2021年衆院選で、一時は柿沢未途と競り合うとの情勢調査結果もあった井戸まさえ氏が結局比例復活もできなかったのは、自公批判票の相当の部分を金沢に食われたからだと思っている。そりゃコロナ禍以前から地道に活動してきた金沢に食われても仕方ないと思ったが、負けたあとの落下傘候補に冷たい立民の体質を表す事例は、少し前に広島でもあったようだ。
下記は広島瀬戸内新聞ニュースの記事。ブログ主のさとうしゅういち氏は新選組系の人だが、かつては共産党に近かった。
以下引用する。
筆者・さとうしゅういちも、2017年~2021年3月まで、地域の「市民連合」の幹部も拝命し、野党共闘による政権交代を図ったこともあります。しかし、なかなかうまくいかない。
それはいったい何故か?
野党にも、実は、自由闊達な議論、党内デモクラシーというものが弱いからではないのか?
一部の「エライ人」中心の仕組みや体質が染みついているのではないか?
その結果として、党内に不満が鬱積していく。また、政策や戦略も十分に練り上げられてこない。
また、これは広島の特殊事情かもしれませんが、特に野党の「エライ人」が、「外部のお気に入り」の人ばかりを重く用いて、「地道に頑張ってきた人を大事にしない」ということもあるのではないでしょうか?
とある野党第一党の女性国政候補は、一度負けただけで、総支部長を下ろされてしまいました。
その方は他県から事実上落下傘で来られた方ですが、それでも、県内で3年間頑張って来られたわけです。
一回敗けただけで、候補を外されるというのはどういうことか?!あまりにも人の使い捨てにもほどがあります。
あるいは、これは、野党第一党よりは、野党第一党との共闘を重視しておられる日本最古の左派野党に主に当てはまるのですが、自分たちの言うとおりにならない若手・中堅を、党内外問わず、押さえつけようとする体質を非常に強く感じます。
(『広島瀬戸内新聞ニュース』2024年4月10日)
引用文中2箇所を赤字ボールドにしたが、その2箇所目の文章を読んで、一瞬東京15区の井戸まさえ氏のことではないかと思った。「県内」という言葉から、ああ、広島でも似たような話があったんだなということがわかったが。広島でも、やはり衆院選に一度負けただけの候補が総支部長から下ろされた件があったようだ。調べてみたところ、広島3区で2021年衆院選に落選したライアン真由美氏のことかもしれないと思った。広島3区は確かに他の人が総支部長に就任している。
立民では枝野幸男から泉健太に代表が交代したあと、総支部長に再任されない落選候補が多くいたことは弊ブログで繰り返し取り上げてきた通りだ。泉は代表選での公約に反して、総支部長の再任をなかなか進めなかった。たとえば昨年初めの時点では岐阜県ではたった1人しか再任されていなかったが、その1人が自民党に行った今井瑠々だった(呆)。これらの事情について調べた過程で、泉がそれまで旧立民系が大半を占めてきた総支部長を次々と旧希望系その他に差し替えていることを知った。組織内ではそのような権力工作が行われるのは考えてみれば当たり前の話ではある。しかしそれに対して、たとえば旧立民系の人が旧希望系を批判するというごく当たり前のことさえ許されないような空気が党内に醸成されているようでは、民主的な組織であるとはとうていいえないだろう。
ライアン真由美氏は千葉県から広島にやってきた人のようだ。FaceBookを見ると、昨年9月に立民の広島県連幹事を退いたらしい。私は以前、さとうさんのブログで氏が推薦されていたのを見た記憶があるから、おそらく立民の中にあってもリベラル系の人だったのだろう。しかし広島は私が住む東京東部以上に保守が圧倒的に強い。差し替えられた総支部長がどういう人なのかは全く知らないが、あるいはライアン氏(出遅れているスワローズの投手とは関係ない)では保守票が獲得できないとかいう理由でより保守寄りの人に差し替えられたのではないかと疑ってしまう。
前回の衆院選東京15区で敗れた井戸氏についていえば、同じ都内であるとはいえ落下傘でやってきた候補が2年間地元で活動していた金沢氏に票を食われても仕方なかったのではないか。
それよりも、求めても再任されない経緯を井戸氏がXで発信したことが、某T衆院議員を含む立民都連の逆鱗に触れたのではないかと疑ってしまう。そしてあれほど井戸氏に同情していた泉健太支持のXerもすっかり沈黙してしまった。なんだかなあと思わずにはいられない。
山崎一輝ですが、本人の3日のXによると
「7月7日の東京都議会議員補欠選挙に自由民主党公認を決定致しました」とのこと、、、
ちょっと日本語がアレな気がしますね(笑)
私なら「自由民主党の公認を戴きました」とか、少なくとも別の表記にしときますが
これは大濱崎卓真の5日の yahoo 記事で知ったんですが、その記事でも29日擁立の2人が先行してるとのことでした
以後乙武は逆風ばかり、酒井氏は一本化でやや追い風ですが、共産小堤氏の後に新顔が入ってるようですね
根本良輔という29歳の人で、黒川敦彦党の人です
大勢には影響はないでしょう
「憶測の実況コメントはやめる」と書きましたが、まぁ連日だと多すぎるんで日数を空けて、ぐらいにしときます(笑)
あと宮武嶺氏のほうも2記事ともコメは増えてるようですが、月のうさぎ氏如きに「政局ばかり」と言われたって気にせんでいいと思います
あの人も平仮名ハンドルの時はあんなノリじゃなかったと思いますが
現に宮武氏のほうも東京15区より遥かにマイナーな埼玉県坂戸市会議員選を取り上げたりしてます