kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

左派

日本の左派やリベラル派は、味方ないし「敵の敵」の権力に対する認識が甘すぎるのではないか

まず、だいぶ遅くなってしまったけれども、宮武嶺さんのブログのコメント欄常連である津木野宇佐儀さんから下記のコメントをいただいたことにお礼申し上げる。 kojitaken.hatenablog.com 津木野宇佐儀 Kojitakenさん、私の宮武嶺のブログのコメントに対して…

左派・リベラルに属すると目される錚々たる面々が、先祖がえりをしたようにアメリカ帝国主義論を引きずり、ロシアの侵略を糾弾する視点を失って相対化し、あるいはウクライナを非難し、ロシアを擁護する論を張ったりしている(深草徹氏)

今日で早くも2023年の前半が事実上終わるが(正確には明後日の正午が折り返し点)、私が普段目にすることが多いリベラルまたは左派の論調に大きな変化のうねりが起き、近い将来に勢力分布が大きく変わることを予感させる。問題は、それが良い方向の変化であ…

「左翼(公共・平等重視)でリベラルっていうのは、今の日本だとグリーンズとか、社民・立憲・あと生活クラブ生協の一部、くらいじゃないかな」(o_tsuka氏のツイートより)

社民党員のまことん氏がリツイートした下記ツイートに大きく頷いた。呟きの主は社会党時代からの社民党員の方とのこと。 リベラルは自由主義で、個人の自由を重視します。対立するのは国家主義とか宗教権力です。かつては社会主義や共産主義とも敵対していま…

”「拉致は悪いが、日本の過去の植民地支配も悪い」「拉致に怒ったらネトウヨが喜ぶだけ」と、拉致事件を相殺したほとんどの左派” という言説は事実無根。共産党系は遅くとも1980年代には北朝鮮批判の急先鋒だった

下記のツイートにはちょっと、どころか大いに引っかかる。 北朝鮮が拉致を認めたとき、「拉致は悪いが、日本の過去の植民地支配も悪い」「拉致に怒ったらネトウヨが喜ぶだけ」と、拉致事件を相殺したほとんどの左派に対し、当時激しく怒ったのが、有田芳生さ…

小池百合子の正体と小池に投票した左翼・左派・リベラルの「病理」

今回の東京都知事選及びそれに当選した小池百合子については、下記のさとうしゅういち氏のエントリ2件に示された分析が妥当だと私は考えている。 野党側、候補擁立で精一杯、準備万端の小池氏に大きく遅れ : 広島瀬戸内新聞ニュース(社主:さとうしゅういち…

左派による孫崎享『戦後史の正体』擁護論には苦しい論理付けが目立つ

「リベラル・左派」には特有の同調圧力があると某所で指摘されたが、孫崎享のトンデモ本『戦後史の正体』をめぐる左派の右往左往を見ていると、(残念ながら)正鵠を射た指摘ではないかと思える。下記ブログ記事はその典型的な例だ。全く感心しない記事であ…

「左」側の「脱原発」批判は「被曝労働」の問題について説得力のある主張を提示できるのか

数日前から、原発に関係する記事を書く力が入らなくなってきた。概して「脱原発」側の言論は、現在やや手詰まり状態にあり、それは菅直人のパフォーマンスを利用する作戦の限界が明らかになってきたせいもあるのではないか。もう少し地に足がついた主張でな…

池田香代子氏が神戸で講演会をやるそうだが

お玉おばさんでもわかる政治のお話 池田香代子さんの講演会をやります で、池田香代子氏が神戸で講演会をやることを知った。どなたかは存じ上げないが、有名政治ブロガーの方も参加されるとのこと。ただ、せっかくの講演会なのだから、仲間うちで盛り上がる…