kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

大熊由紀子

上丸洋一『原発とメディア』(朝日新聞出版)/好著だがやや自制・自省が足りない

原発とメディア 新聞ジャーナリズム2度目の敗北作者: 上丸洋一出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2012/09/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (1件) を見る 上記は朝日新聞夕刊に昨年秋から連載されている同名の記事のうち…

「原発推進」の元朝日新聞記者・大熊由紀子、未だ転向せず

ゆきおとゆきこ - kojitakenの日記 で、元朝日新聞論説委員・大熊由紀子について書いたが、その日というか昨日(1/18)の朝日新聞夕刊掲載「原発とメディア」連載第69回に、大熊由紀子の現在の見解が掲載された。連載記事を書いている上丸洋一編集委員の長時…

1976年に朝日新聞の大熊由紀子が「地球温暖化」論を「原発推進」論の口実に用いていた

またまた飯田哲也氏のTwitterより。 http://twitter.com/#!/iidatetsunari/status/95065628095950848 言及はあったかもしれませんが、政策で強く出してきたのは京都会議以降なのは、飯田は当事者として証言できます RT @watawata52: ぼくも温暖化と原発は無…

朝日新聞が「脱原発」の社説特集を組んだまでは良かったが...

今朝(7/13)の朝日新聞は一面で論説主幹の「提言 原発ゼロ社会 いまこそ 政策の大転換を」と題した論説主幹・大軒由敬の論説を掲載し、14面と15面(東京本社発行最終版)では4本の大型社説を掲載している。このスタイルは、同紙主筆の若宮啓文が好むもので、2…

原発とジャーナリズム―大熊由紀子元記者と故岩佐嘉寿幸氏/(下)大熊由紀子が「原発推進」の旗振り役を務めたきっかけは「岩佐事件」だった?

上編の続き。当ブログは最新の記事を一番上に置くので、下編が上編の上にくる。 過激な原発推進ジャーナリストである元読売新聞論説委員・中村政雄が元朝日新聞論説委員・大熊由紀子を絶賛したことは、上編の最後に書いたが、中村の著書を紹介している原発推…

原発とジャーナリズム―大熊由紀子元記者と故岩佐嘉寿幸氏/(上)原発推進過激派ジャーナリスト・中村政雄(元読売新聞)の主張

さて、ようやく本論。昨日、図書館で見つけた本の中でもっとも私の注意を引きつけたのは下記だ。 原子力と報道 (中公新書ラクレ)作者: 中村政雄出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2004/11メディア: 新書購入: 2人 クリック: 63回この商品を含むブログ (1…

岸田純之助と大熊由紀子の「原発推進報道」の責任を追及すべきだ

当ブログにいただいたコメントより。 http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110621/1308664790#c1308875678 tegatajijii 2011/06/24 09:34 はじめまして。原発問題は、私の知らないことばかりで、いつも勉強させていただいています。普段はロム専なのですが、…

1976年に朝日新聞が連載した大熊由紀子の原発推進記事「核燃料―探査から廃棄物処理まで」

朝日新聞が昔「原発推進」へと舵を切ったことがあった。その時、先兵として活躍したのが「大熊由紀子」という記者だという話を以前聞いた。で、しばらく忘れていたのだが、10年前に出版され、東電原発事故後に急遽増刷された下記鎌田慧の著書の「はじめに」…