kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

立花隆

天皇制と共産党と山本太郎と

下記ツイートからは、いやでも2人の人物の名前を思い出さずにはいられない。 実際、野党共闘というと聞こえがいいが「少数政党の犠牲の上に成り立ち」「少数政党のコアな支持者の運動と票を当てにしている」くせに「大政党に都合がよく、メリットだけは持っ…

立花隆の『日本共産党の研究』がなければ野坂参三は共産党を除名されなかったのではないか

立花隆などをめぐる日本共産党の件について。 特高の資料に依拠しているから立花はダメというのが、共産党側からの反論のようですね。どちらの言いぶんが正しいのか分かりませんが、その一点突破では根拠が弱いような気もします。特高のスパイを暴く目的で行…

日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が立花隆の死を黙殺したらしい

立花隆の訃報について記事を書いた時、私があの「知のなんとか」という形容を意識的に避けたことはいうまでもない。「なんとか」は普通名詞としては必ずしもNGワードではなく、あの語頭にアクセントがくる発音の固有名詞が邪悪であるに過ぎないが、それでも…

日露戦争は「自衛戦争」ではなく「膨張政策」に起因する戦争だった

最近は新聞(主に私が購読している朝日新聞)を読んでも、日記に取り上げたいと思う記事がめっきり少なくなったし、「はてなブックマーク」もずいぶん使いづらくなった。同好の士も少なくなってきたようだが、私自身も「はてブ」をつける頻度が大幅に減った…

立花隆『天皇と東大』を読む - 現代版「蓑田胸喜」は誰だ

3月初めから三度の土日を含む16日間かけて、やっと下記の本を読み終えた。 天皇と東大〈1〉大日本帝国の誕生 (文春文庫)作者: 立花隆出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/12/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (10件) を見る…

植草一秀と安倍晋三(0) 序説・安倍晋三の脱税疑惑を暴いたのは誰か

私が植草一秀センセに疑問を持った最初のきっかけは、植草センセが安倍晋三をほとんど批判しないばかりか、安倍の言葉を肯定的に取り上げていたことだった。「AbEnd」(安倍を「エンド」にするという意味を、abnormal endを意味するコンピュータ用語 "abend"…