kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

歴史

モーツァルトの音楽と人生もフランス革命及び反動的なウィーンの社会と密接な関係があった

読書・音楽ブログに下記記事を公開した。 kj-books-and-music.hatenablog.com

2.26事件、「事件の直前になって急遽安藤輝三の参加が決まった」とする松本清張の説は覆されるか

NHKスペシャル、昨夜(8/15)は2.26事件を特集したらしい。放送時間には帰宅しておらず、見ていない。 hiroseto.exblog.jp まさに、歴史の転換点になった事件。海軍は一週間前には事件発生を把握していた。そして、事件発生後も詳細に情報を収集し記録してい…

「液体のりが白血病治療に有効」という話を調べていたら、植民地支配と核開発の話に行き着いてしまった

「はてなブックマーク」が多数ついたこの件、朝日の見出しを見た時には「アラビックヤマト」の「液体のり」が、白血病で異常増殖して人を死に至らしめる異常白血球をやっつけるのかと思ってしまったが、記事本文を読むとそうではないことがわかる。 https://…

繰り返される「2.26以降」の歴史(現在は「崩壊の時代」!)

昨日、下記のエントリをアップした。 kojitaken.hatenablog.com 上記の記事に、ヴォロージャさんから再びコメントをいただいた。 ヴォロージャ ご回答下さったことを感謝します。 さて、「2月26日」「平成維新会」という言葉から、2・26事件と「平成維…

現代日本の政治の戦前とのアナロジーと「薔薇マークキャンペーン」

『広島瀬戸内新聞ニュース』(2019年2月6日)より。 hiroseto.exblog.jp 以下引用する。 第二次世界大戦の前の政党内閣時代、濱口雄幸(立憲民政党)がバカ受けした時代があった。濱口は、今で言えば政治的リベラルのスタンスだが、新自由主義を進め、庶民に…

坂野潤治『近代日本とアジア』と安倍晋三

先週から今週にかけて、下記の本を読んだ。 近代日本とアジア: 明治・思想の実像 (ちくま学芸文庫)作者: 坂野潤治出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/10/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見る 巻末から転記すると、この本は1977年10月15日…

隋の煬帝の墓 中国の江蘇省で発見か(NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130415/k10013939021000.html 隋の煬帝の墓 中国の江蘇省で発見か 中国東部の江蘇省で、都市開発の工事の際に偶然、1400年前に大運河を築いたことなどで知られる隋王朝の煬帝のものとみられる墓が見つかったと、地元…

日露戦争は「自衛戦争」ではなく「膨張政策」に起因する戦争だった

最近は新聞(主に私が購読している朝日新聞)を読んでも、日記に取り上げたいと思う記事がめっきり少なくなったし、「はてなブックマーク」もずいぶん使いづらくなった。同好の士も少なくなってきたようだが、私自身も「はてブ」をつける頻度が大幅に減った…

高田がんは生きている!?

巌だの敏だのを思い出して - Living, Loving, Thinking, Again より。 何故この大して面白くもない記事を採り上げたかというと、この記事に対して、「高田がんみたいなやつだな」というコメントがあったからだ。これで、私のノスタルジーに火が点いてしまっ…

カタリーナ・ワーグナーの大胆な試みとイスラエル室内管弦楽団

幸か不幸かワグネリアンではないので全然注目してなかったのだが、ワーグナーの「聖地」バイロイトで、もうすぐ「バイロイト音楽祭」が始まるらしい。なぜ突然取り上げたかというと、部屋の片隅から処分し損ねていた1月20日付の朝日新聞が出てきて、その「国…

甘粕正彦は大杉栄一家虐殺の犯人ではなかった?

甘粕正彦 乱心の曠野 (新潮文庫)作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/10/28メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 46回この商品を含むブログ (24件) を見る ダイエー創業者の故中内功を熱く語ったノンフィクション『カリスマ』を10年前に読んで…

浅井長政は「あざいながまさ」と読むのか

今年のNHK大河ドラマはあまり面白くなさそうなので、継続して見るかどうかはわからないが、とりあえず初回はテレビをつけていた。ドラマの中で、浅井長政の「浅井」を「あざい」と読んでいた。ネットで調べると、そう読むのが正しいという説が主流であるらし…

バルカン政治家・三木武夫に取り入った新自由主義者・中曽根康弘のその後

菅直人首相が早くも「バル菅」などと呼ばれているが、確かに社民連を出発点に、少数勢力にいながら大勢力を引っかき回して総理大臣にのし上がった菅首相には、「バルカン政治家」のイメージがある。谷垣禎一など、いいようにあしらわれた印象を受けた。菅直…

与謝野馨は戦争協力者に転向して晩節を汚した祖母・与謝野晶子に倣うのか?

平沼赳夫が戦前の元検事総長にして極右で悪名の高い平沼騏一郎の養子だが、与謝野馨は反戦歌人として名高い与謝野晶子の孫である。これをもって、「戦争と平和が手を組んだ」と評する人がいるが、実は与謝野馨の祖母・晶子は晩年、戦争協力者に転向していた…

NHKのドラマ『龍馬伝』は漫画『おーい!竜馬』をパクっているのではないか

現在放送中のNHKドラマ『龍馬伝』だが、その第1回から気になることがあった。それは、ドラマの中に明らかな作り話がよく出てくるのだが、それらの多くは、もしかして武田鉄矢原作・小山ゆう作画の漫画『おーい!竜馬』から影響を受けているのではないかとい…

1813年生まれの大作曲家ワーグナーの孫、ヴォルフガンク氏が死去

http://www.asahi.com/obituaries/update/0322/TKY201003220223.html より。 作曲家ワーグナーの孫、ウォルフガングさん死去2010年3月22日20時14分 ウォルフガング・ワーグナーさん(ドイツ作曲家リヒャルト・ワーグナーの孫)DPA通信によると、21日、…