kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

内田樹の「陰謀論」論(朝日新聞「わたしの紙面批評」より)

今朝(9/13)の朝日新聞紙面でもっとも目を引いたのは、内田樹の「わたしの紙面批評」だった。内田は、かつては日本における情報資源の分配は「一億総中流化」的であり、たとえば内田自身が小学生の頃は、親がとっていた朝日新聞と週刊朝日と文藝春秋を熟読…

枝野幸男は松下政経塾出身じゃないと思うんだけど

鉢呂吉雄前経産相の後任に枝野幸男が決まったらしい。なんというか微妙な人選だ。枝野は、東電原発事故発生直後に日本政府のエネルギー政策の転換について谷垣禎一ともどもいち早く言及したことがある。谷垣はすぐに撤回したが、枝野が撤回したという話は聞…

6年前の「9.11」を生んだ「小選挙区制」を廃止しよう

「きまぐれな日々」に下記記事を公開した。 きまぐれな日々 「小選挙区制」を廃し、比例代表中心の選挙制度を求める

マーラー作曲・交響曲第2番『復活』より第4楽章『原光』(「巡音ルカ」版)

当ブログにいただいたコメント*1。 deborarabode 2011/09/11 01:12 マーラー《復活》より第4楽章『原光』 歌詞対訳付き http://www.youtube.com/watch?v=qr3rAtFZuyY 演奏も、ある意味、マーラーの一面を捉えているように思う。 歌詞の日本語訳。 おお、深紅…

「東電OL殺人事件」の受刑者家族が来日

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110911/trl11091112070001-n1.htm 「無実の夫連れて帰りたい」 東電OL殺害事件 受刑者家族が来日 2011.9.11 12:04 東京電力の女性社員殺害事件で、再審請求審が行われているネパール国籍のゴビンダ・プラサド・マイ…

内橋克人『新版 匠の時代』第1巻(岩波現代文庫)

昨日読み終えた本。 新版 匠の時代 1 (岩波現代文庫)作者: 内橋克人出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/04/16メディア: 文庫 クリック: 9回この商品を含むブログ (1件) を見る 内橋克人『新版 匠の時代』第2巻(岩波現代文庫) - kojitakenの日記 で第2…

鉢呂吉雄経産相の辞任劇は情けない限り

鉢呂吉雄の経産相辞任の件についてはこれまで何も書かなかったが、脱力感を覚えて書く気にならなかったためだ。最初、鉢呂大臣の「死の街」発言を自民党議員が批判していることを知った時点では、「原発を推進してきた自民党議員が自分たちの責任棚に上げて…

「黒い正力亨」鹿内春雄の「業」

まさか「9・11」に鹿内信隆・春雄親子について書くことになろうとは思わなかった。 はてなブックマーク - 右翼によるフジテレビ批判の底流にあるもの - kojitakenの日記 より。 hiruhikoando フジテレビ, 産経新聞, 政治 産経と鹿内家の話は佐野眞一氏の『あ…

頼近美津子とマーラーの『復活』と『9.11』と

右翼によるフジテレビ批判の底流にあるもの - kojitakenの日記 の続き。前の記事は、大部分を記憶に基づいて書き、一部をネット検索で補ったものだから、かなりいい加減なところがあったかもしれない。 10年目に『復活』 - Living, Loving, Thinking, Again …

ヤクルト、村中を外して館山で阪神に勝つ

ヤクルト 4-2 阪神(14回戦、神宮:阪神10勝4敗) ずっと言ってただろ、ヤクルトが阪神に歯が立たないのは、昨年阪神に通用した石川と館山を阪神戦に全然使わないからだって。村中を昨日の横浜戦で使って今日の先発に館山を持ってきたのは、小川監督久々の英…

ウジ虫「qwerty」のリクエストに応えてやったよ

「きまぐれな日々」に下記記事を公開した。 きまぐれな日々 今は低姿勢でもじわじわ「原発回復」を進めていく野田佳彦

「鍋ブログ」の新着エントリ「続:密室で進む生活保護の大幅見直し」

「鍋パーティー」のブログに、下記新着エントリが公開されました。皆さま、是非ご覧ください(告知が遅れてすみません)。 Nabe Party ~ 再分配を重視する市民の会 「続:密室で進む生活保護の大幅見直し」

ブログのコメント欄に湧くウジ虫には笑える

『きまぐれな日々』のコメント欄より。 http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1213.html#comment12696 9月7日付・読売社説→ http://p.tl/AL4Z でも批判したらどうか。 創価信者さん。2011.09.07 23:15 www http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-12…

右翼によるフジテレビ批判の底流にあるもの

フジテレビ - 一人でお茶を 「フジテレビ文化」の「終焉」? - Living, Loving, Thinking, Again 「フジテレビ文化」について触れる前に、ネット右翼がフジテレビ叩きに血道を上げていることに関していえば、思い当たるフシがある。 それは、2002年に小泉純…

「トンデモ」の代名詞・武田邦彦、大阪・読売テレビ制作「たかじん」の極右番組でまたしても妄言を炸裂

『きまぐれな日々』はおろか、今日は当ブログもつい先ほどまで更新していなかったのにもかかわらず、昨日よりアクセス数が増えていたが、その理由はすぐにわかった。 http://www.asahi.com/national/update/0907/TKY201109070190.html 「東北の野菜や牛肉、…

『院長の独り言』批判のあと始末

『院長の独り言』の件では、人間の心の闇を見てしまったとの思いが強い。この件に関してお寄せいただいたnesskoさんのコメント*1に書かれている下記のご助言 「院長」のブログには、不気味なものを感じますね。とりあえず避ける、見ない、ということでいいん…

ブログ記事を書く気力も萎えさせた『院長の独り言』

ブログ『院長の独り言』の件に首を突っ込んだ時には、まさかこんな恐るべき事実を知るに至るとは想像しなかった。 繰り返しになるが、下記2件を読み比べていただきたい。特に、『院長の独り言』のエントリは、コメント欄にも目を通していただきたい。 白血病…

思い直してmeditation2011氏に答える

思い直してid:meditation2011氏のコメント*1に反応してみる。 私が『院長の独り言』*2というブログを知ったきっかけは、さるSNSで「院長」氏が江川紹子氏を批判したエントリ*3を引用して、 遠い=放射能ない、とばかりに、放射能を心配する人をカルト扱いし…

「院長」氏の経歴は、東大工学部→東電福島原発→熊大医学部→開業医だった

「院長」氏の経歴について、id:deborarabodeさんから下記のご指摘のコメントをいただきました*1。 deborarabode 2011/09/05 23:06 以下の点は、多分事実誤認されてるようです。 >高校を卒業して東電に福島原発の運転員として就職し、最低7年7か月働いたのち…

いよいよ怪しい『院長の独り言』

さすがにここまできたら弁護の余地はないだろう。 白血病入門(1)熊大の研修医時代: 院長の独り言 ブログ主は、 福島原発地域の犬猫を引き取り、里親探しを行っていた女性が急死 福島野菜の即売会などの活動も などと書いているが、実はこれはとんでもないデ…

復興増税の財源に「消費税」を充てようとしている野田佳彦内閣を許すな

「きまぐれな日々」に下記記事を公開した。 きまぐれな日々 「復興増税」の財源に消費税を充てようとしている野田政権

ますます怪しい『院長の独り言』

ブログのコメント欄を読む人は少ないので、昨日書いた2件のブログ記事へのコメントを紹介する。 まず、江川紹子の「ニセ科学批判」を批判するトンデモ『院長の独り言』 - kojitakenの日記 へのコメント。 meditation2011 2011/09/04 18:01 めずらしく管理人…

やっぱり怪しい『院長の独り言』

そのあまりの「トンデモ」ぶりに驚いて、『院長の独り言』なるブログについて調べてみたのだが、最近になって急に注目を集めるようになったブログらしい。 http://tophatenar.com/view/http://onodekita.sblo.jp/ で、江川紹子批判以外の記事も見てみたのだ…

江川紹子の「ニセ科学批判」を批判するトンデモ『院長の独り言』

「脱原発派」でありながら「小沢一郎支持」という矛盾した立場をとる江川紹子など私は評価しないけれども、さすがに下記ブログ記事の江川紹子批判はひど過ぎる。 放射能を必要以上に怖がることは「エセ科学」=カルト宗教-新聞論説から: 院長の独り言 ブログ…

佐野眞一『東電OL症候群』

正編に続いて続編も読んだ。 東電OL症候群(シンドローム) (新潮文庫)作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/09/28メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 174回この商品を含むブログ (34件) を見る 評価は、一昨日書いた前作のレビュー*1と同じで、…

朝日も野田は「慎重派をあえて閣内に取り込んで」自らの政策を推進するとの観測

「敵の嫌がることをやった」野田佳彦会心の組閣人事なんだろうけど。 - kojitakenの日記 に書いた、 本当は野田自身がやりたいことではあるのだけれども議論が紛糾しそうなマター(軍事タカ派政策や原発再稼働など)をわざと政敵にやらせる。これが野田佳彦…

細川護煕を介して野田佳彦と接触していた小沢一郎

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110902-OYT1T01246.htm 細川元首相「野田、小沢両氏と3者会談した」 細川護煕元首相は2日、読売新聞社のインタビューに応じ、先の民主党代表選を巡り、野田首相と小沢一郎元代表を仲介して3者会談を行ったこと…

「敵の嫌がることをやった」野田佳彦会心の組閣人事なんだろうけど。

野田佳彦内閣だが、一番感心したのは*1、「敵の嫌がることをやる」人事だった。防衛大臣に小沢派の一川保夫を任命したことはその典型例だろう。一川の名前を聞いて思い出したのは、「政治ブログ」を始めてからまだ1年しか経っていなかった2007年の参院選に立…

ロスタイムでの得失点に実力差が出るんだろうね

なぜ3年後のW杯予選が前回W杯の翌年から始まるのか、それもなぜ「3次」予選と称するのか、無知なもので全くわからないが、日本対北朝鮮は後半ロスタイムでの得点で日本の辛勝。この試合は後半をテレビ観戦したが、ホームで圧倒的に押しながら得点が奪えない…

民主党代表選で小沢一郎の「クーデター」は成就した

「きまぐれな日々」に下記記事を公開した。 きまぐれな日々 小沢との「融和」には熱心でも国民には目を向けない野田佳彦