2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日(2/27)、本屋で講談社の写真週刊誌「FRIDAY」の表紙に、不穏な文字列があったので、おそるおそる中身を見たら、かつて加藤紘一の実家への放火を笑いものにして、映画『靖国 YASUKUNI』を検閲しようとした、あの人類史上稀に見る凶悪な極右政治家・稲田…
「日本アカデミー賞」とやらに、映画「永遠の0」が8部門で最優秀賞を受賞したという。 http://www.asahi.com/articles/ASH2W4TZXH2WULZU008.html 「永遠の0」計8部門で最優秀賞 日本アカデミー賞 第38回日本アカデミー賞の授賞式が27日、東京都内で開…
連載は第4回で打ち止めのつもりだったが、続編を書くことにした。宝島社の『百田尚樹『殉愛』の真実』に活写された家鋪さくらの「生きざま」を読みながら、自民党の政治家や御用エコノミストたちがよく言う「頑張った人が報われる」社会とは、家鋪さくらのよ…
下記の内田樹の記事が「リベラル」たちの間で評判をとっているようだが、自民党の改憲に抗するためには益よりも害の方が多い言説であるように私には思われる。 日本はアジアの次の独裁国家になるのか? - 内田樹の研究室(2015年2月25日) ここで内田樹は、…
ピケティ・ブームに伴って、「トリクルダウン理論」なるものがまたぞろ(ネガティブな)脚光を浴びている。安倍晋三は自らの政権の経済政策は「トリクルダウンではない」と国会で答弁したが、それに先立つ1月29日にピケティを招いて東大で行われたシンポジウ…
『百田尚樹『殉愛』の真実』(宝島社)を読む(4) - kojitakenの日記(2015年2月25日)のコメント欄より http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20150225/1424822924#c1424899214 id:kemou 2015/02/26 06:20 たしかにたかじんが右翼番組の司会者として目立ち始…
『百田尚樹『殉愛』の真実』(宝島社)を読む(3) - kojitakenの日記 の続き。今回が最終回。 やしきたかじんといえば、近年では「極右番組(読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」)の司会者」ということで嫌っていたが、それ以前は70年代後半か…
『百田尚樹『殉愛』の真実』(宝島社)を読む(2) - kojitakenの日記 の続き。下記の本を読むと、結局「百田尚樹の『殉愛』騒動」とは、一言で言えば、死期間近いカリスマ有名人の遺産目当てで結婚した女に百田尚樹が騙された話であることがわかる。だから…
昨日、職場に置いてあった日本経済新聞(確か日曜日の22日付)を見ていたら、緊縮財政派にして消費税増税派と思われる土居丈朗がコラムを書いていて、ピケティの『21世紀の資本』に言及していたが、その言及が実にひどかった。イギリスが今の日本と同じよう…
「きまぐれな日々」に下記記事を公開した。 きまぐれな日々 国民に戦争を仕掛ける安倍晋三を倒せ/百田尚樹は没落へ 記事中に、ほんの少しだけだが下記書籍からの引用がある。 百田尚樹『殉愛』の真実作者: 角岡伸彦,西岡研介,家鋪渡,宝島「殉愛騒動」取材班…
『百田尚樹『殉愛』の真実』(宝島社)を読む(1) - kojitakenの日記 の続き。 角岡伸彦、西岡研介、家鋪渡、宝島「殉愛騒動」取材班著『百田尚樹『殉愛』の真実』を読み終えた。読むのに要した時間は延べ4時間くらいかな。 百田尚樹『殉愛』の真実作者: …
昨日、本屋で偶然見かけてこの本の存在を知った。直ちに衝動買いしたことはいうまでもない。 百田尚樹『殉愛』の真実作者: 角岡伸彦,西岡研介,家鋪渡,宝島「殉愛騒動」取材班出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2015/02/23メディア: 単行本この商品を含むブログ…
北海道知事選は、前回(2011年)は現職の高橋はるみが圧勝した。難敵だが、反自民側にとっては、沖縄型の共闘が実現できるかが鍵になっている。 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593513.html 北海道知事選、悩む佐藤氏 大地が共産に拒否感、政党…
安倍晋三の「日教組」の野次で、かつての故ハマコー(浜田幸一)の「みやざわけんじ君*1が人を殺した」発言を思い出された人が多かったようだ。この発言が1988年の今頃の季節にあったことは覚えている。翌朝、「リベラル・左派」系とおぼしき3年先輩の同僚が…
国会で安倍晋三に質問した玉木雄一郎という人は、四国でもっとも得票力のある民主党議員だが、同時に民主党の中でももっとも「右寄り」の政治家である。それでいて、「小沢信者」御用達にして私にとっては「天敵」である日刊ゲンダイやインチキ政治評論家・…
曽野綾子の産経新聞コラム「アパルトヘイト肯定」問題については何も書いてこなかったが、これは私がこの女を「言及するするのも汚らわしい」ほど激しく嫌っているからである。だから、過去に引用文以外で曽野についてこの日記で取り上げたことは下記の一度…
http://www.asahi.com/articles/ASH2971TXH29ULFA043.html 左派こそ金融緩和を重視するべき 松尾匡・立命館大教授聞き手・福田直之 ■金融政策 私の視点 ――松尾さんはマルクス経済学者を名乗っています。左派の立場こそ本来、金融緩和を重視するべきだとの主…
昨日、中田英寿が元「永遠の旅人」だった話を書いたが*1、元祖「永遠の旅人」といえば竹中平蔵だろう。ただ私は竹中のようなベタな「悪役」は引き合いに出したくなかっただけの話である*2。その竹中が、ピケティの『21世紀の資本』に「理解」を示しているら…
「きまぐれな日々」に下記記事を公開した。 きまぐれな日々 なぜ経済学者は「ピケティは私と同意見」と言いたがるのか
トマ・ピケティの神格化の片棒を担ぐつもりは毛頭ないが、経済学で飯を食っている連中が(何も高橋洋一に限らず)こぞって「我田引水」ばかりしていてあまりにも見苦しいので、実際にピケティは何を語ったかをメモしておく。以下は、以前コメント欄でid:sute…
https://twitter.com/mtcedar1972/status/566781547341041664 杉山真大@震災被災者 @mtcedar1972 避税地域に籍を移すならまだしも、最近じゃ決まったとこに定住すらせず課税を逃れる「永遠の旅行者」ってのもいる訳だし>「タックスヘイブン」モナコ国籍の…
安倍晋三は総理大臣の職を投げ出したあとの時期に、マクロ経済学を勉強し続けていたから、第2次内閣発足以降、自らの名前を冠した経済政策で成功することができたのだという俗説がある。この俗説を無批判に受け入れている「リベラル」のブログを見たこともあ…
朝日(2/15)の読書面を見ていたら、荻上チキ(あの「妙ちきりん」じゃないよ)が岩波から出ている『租税抵抗の財政学』(佐藤滋・古市将人著)の書評を書いている。しかし残念ながら手にとって読んでみたいという気にはならない。書評には、「本書が重視す…
安倍晋三が総理大臣になると必ず下がる「報道の自由度」 - kojitakenの日記(2015年2月13日)の関連記事。「国境なき記者団」が毎年発表する「報道の自由度ランキング」を知ったのは2006年のこと。私がブログを始めた年である。そもそも私が2006年4月にブロ…
「報道の自由」は世界で大きく低下、日本は61位に後退 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News 「報道の自由」は世界で大きく低下、日本は61位に後退2015年02月12日 17:28 発信地:パリ/フランス 【2月12日 AFP】(一部更新)「報道の自由」は2014年に世界的に大…
安倍晋三が右翼で「勇ましい言葉を発するのが大好き」な軽薄かつ無能な人間であることは、湯川遥菜・後藤健二両氏が「イスラム国」(IS)に拘束された後、オレンジの服を着せられた脅迫の動画を公開されるまでの間に関して、秘密のベールに隠された中からわ…
著者・森田創(もりた・そう)が洲崎球場を研究するようになったのは、毎日新聞の記事を読んだことがきっかけだったという。 http://mainichi.jp/sports/news/20130727k0000e040226000c.html 洲崎球場:稼働3年 幻のプロ野球の聖地が模型に プロ野球の草創期…
http://www.asahi.com/articles/ASH295SB8H29UTIL039.html 「政権批判の自粛、社会に広がっている」1200人声明 斉藤佑介 「イスラム国」人質事件後、政権批判の自粛が社会に広がっている――。フリージャーナリストや学者らが9日、会見を開き、「翼賛体制…
10日、理化学研究所(理研)が小保方晴子を「懲戒解雇相当」と判断したと発表した。このことは予想通りであって驚くにはあたらない。下記は「東洋経済オンライン」の記事。 STAP問題、小保方氏が懲戒解雇相当のワケ | STAP問題 | 東洋経済オンライン | 経済ニ…
安倍晋三が自己責任論の「本家」だと言ったところで、ネトウヨの仲間意識をくすぐって、ますます彼らの安倍晋三崇拝を強めるばかりだとは思うが、こんな記事がある。 自己責任論の本家は安倍首相だった!? 人質事件被害者に救出費用を請求する発言も|LITERA…